豪華スタッフ&キャストで贈る新感覚SFエンターテイメント『カオス・ウォーキング』の本編映像が解禁された。
本作はガーディアン賞、カーネギー賞など数々の名立たる文学賞を制するパトリック・ネスの傑作SF小説を映画化。主演は英国からハリウッドへ進出し、今や世界中から愛されているトム・ホランド。共演は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でスターダムを駆け上がったデイジー・リドリーと、21世紀を代表する名優マッツ・ミケルセン。なぜ?どうして?いたるところちりばめられた謎。そして“ノイズ”によって、頭の中の思考や想像が露わとなる面白さに加えて、生まれて初めて女子を見る青年を演じるトム・ホランドの初々しさ爆発の演技。謎と“ノイズ”、それに10代の瑞々しい感性がミックスされた新感覚のSF映画に仕上げた。監督はダグ・リーマン。
本作において、重要な事象でありキーワードとなるのが、思考が外部に漏れ出る“ノイズ”。今回解禁された本編映像は、地球から〈ニュー・ワールド〉にやってきたヴァイオラが自らの生い立ちと、〈ニュー・ワールド〉にやってきた理由をトッドに告白する場面。雨のそぼ降る雨宿りの中で二人きり。心を開いたヴァイオラの姿にトッドは愛しさ止まらず。地球だろうが惑星だろうが、恋する男の心中は万国共通であるとわかる胸キュンシーン。
ヴァイオラはトッドに対して心の鎧を脱ぎ捨てたかのように「両親は死んだの。新世界を見ることなく病気で。私は約束したの。よりよい暮らしを見つけると」と胸の内を明かす。その背景と心境に共鳴したトッドは「孤独だ。僕と同じ」と“ノイズ”で反応。悲しくも美しいヴァイオラの横顔に見惚れてしまう。二人きりの雨宿り。そぼ降る雨の音が、世界を閉ざすかのように二人の胸に迫ってくる。恋落ちのシチュエーションは完璧だ。ヴァイオラはおもむろにトッドの瞳をのぞき込み、ごく自然な流れでトッドの唇に情熱的なキスをする。うぶいトッドにとっては、初恋ファーストキスである。
ところが「なにしてるの?」の声。目の前にはキスを迫ったヴァイオラの顔ではなく、怪訝な表情でトッドを見るヴァイオラのクールフェイスが。それもそのはず、あの情熱的なキスは現実の出来事ではなく、トッドの妄想から生まれた“ノイズ”の仕業だった。突然の事態に驚くトッドは「ごめん、今のは…」と大混乱&赤っ恥ながらも自分を落ち着かせようと必死に自己紹介文を脳内再生。しかしパニックになりすぎてそれも“ノイズ”によってヴァイオラに丸聞こえ。そそくさと退散するトッドだが、尾を引くように響き渡るのは「僕はトッド・ヒューイット」という自己紹介“ノイズ”の声だった…。
本編映像
映画『カオス・ウォーキング』は2021年11月12日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて公開!
監督:ダグ・リーマン
出演:トム・ホランド、デイジー・リドリー、マッツ・ミケルセン、デミアン・ビチル、シンシア・エリヴォ、ニック・ジョナス、デヴィッド・オイェロウォ
配給:キノフィルムズ
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