市原隼人主演の学園食育エンターテインメントの続編『おいしい給食 season2』の“黍名子中学校校歌”MVが解禁された。

給食マニアの教師・甘利田幸男と、給食マニアの生徒・神野ゴウによる、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く学園グルメコメディ「おいしい給食」。season2では、2020年3月公開『劇場版 おいしい給食 Final Battle』の2年後を描く。前作で転勤になった給食マニアの教師、甘利田幸男。新しい中学に赴任して2年が経っていた。相変わらず生徒達には厳しく接する厳格な教師。だが頭の中は給食の事しかない。毎朝献立を執拗に確認し、ランチタイムに万全を期す。そんな折、甘利田の担任する3年1組に転校生がやって来る。朝、登校してきたその生徒に慄然する甘利田。それは、かつて甘利田と給食対決をくりひろげてきた宿敵、神野ゴウだった…。

season1放送中に見る人が真似し話題となった“常中(とこちゅう)校歌”のMVに代わり、season2でもお馴染み各話恒例の給食前の校歌斉唱シーン。今回、市原隼人演じる甘利田の給食前のハイテンションっぷりがかなり熱い“黍中(きびちゅう)校歌”のMVが解禁された。映像では、軽快なピアノと小太鼓の音に加え、3年1組の生徒たちが給食前の校歌を歌う映像に加え、給食が待ちきれなくて、ウッキウキでテンションの高い甘利田先生の映像、そしておいしそうな給食の映像がふんだんに使用されている。

給食前の校歌斉唱をよみがえらせた永森裕二プロデューサーは「前回の常節中学校の校歌に比べ、黍名子中学の校歌は甲子園で流れそうな曲を監督がオーダーして完成しました。このMVを観て頂いて、甘利田先生や生徒になった気分で楽しんで下さい」と答えた。season2の制作現場でのこのシーンの撮影に関して綾部監督は「前シリーズから引き続き、この校歌から「給食」の時間は始まっていて、様式美という認識で生徒たちにはいつも背筋を伸ばして歌ってもらっています。ただ、甘利田先生は同じ歌にも関わらず、その日のメンタルにより歌い方や動き方には差を作っています。演出サイドとしては心情ややりたい方向性を市原くんと話し合い、歌い方や振り付けに関しては殆ど任せています。俳優・市原隼人の底力に毎回爆笑・感動する、この作品ならではの見所です!」とエキサイティングな撮影現場での様子を語る。

ユニークで口ずさみやすい黍名子中学校校歌の歌詞については「校歌って学校発のメッセージソングみたいなところがありますけど、このドラマとしてはみんなで楽しく歌うことが大前提なので、校歌らしいところと、らしくないところのバランスが大事かな、と思います」と語る吉津屋こまめ。視聴者が校歌を共に歌いながら見ていることを実感する吉津屋は「うつむいてしまいがちな今のご時世ですから、「楽しそうでよかったなぁ、嬉しいなぁ」と思いながら拝見しています。“校歌を歌い踊る”って現実にはありえない(笑)でもそんな楽しい校歌にしてくださったのは、甘利田先生の“魂の食前ダンス”と視聴者のみなさまだと思っています。」と喜びをコメントしている。

また、永森プロデューサーも「校歌を歌ってから給食を食べる学校はほとんど無いと思いますが、本作は校歌を一つの演出効果として利用しました。甘利田先生を演ずる市原隼人さんが自ら振り付けを考え、毎話ごとに内容や甘利田先生の感情に合った歌い方や動きをしています。完コピも良いけど市原隼人が考え出した振り付けに負けない歌い方や振り付けを考えて、どんどん動画を投稿してみて下さい」と答え、綾部監督は「今回の黍名子中学の校歌は、甲子園の青空が似合う校歌に仕上がりました。是非、このMVを観て頂き、甘利田先生や生徒たちと心を一つにして、歌い、踊って下さい!」とコメントを寄せている。

黍名子中学校校歌MV

ドラマ『おいしい給食 season2』(全10話)はテレビ神奈川、TOKYO MX、BS12トゥエルビほかにて放送中!
監督:綾部真弥、田口桂
出演:市原隼人、土村芳、佐藤大志、勇翔(BOYS AND MEN)、山﨑玲奈、いとうまい子、直江喜一、木野花、酒井敏也
©2021「おいしい給食」製作委員会