映画『恋い焦れ歌え』で主演・稲葉友の妻役にさとうほなみの出演が決定した。
清廉潔白な小学校臨時教員・桐谷仁(稲葉友)。正規教員の道も見えてきた最中、彼を恐ろしく深い闇に突き落とす出来事が――。それから3か月経ったある夜、「覚えてる?俺のこと」彼の前に、謎の男・KAIが現れる。仁が抱える"恐ろしいトラウマ"を容赦なくえぐり、さらにそれをラップで表現するよう挑発する、まるで黒い悪魔の使者のような男――。KAIはなぜ仁に執着するのか?仁は自らの”闇”にどう立ち向かっていくのか?“この街・川崎”で深い傷を負った男たちが再生するための葛藤、戦い。そしてその向こう側にある真実の愛とは…。
今回、主人公・桐谷仁(稲葉友)の妻で大手広告代理店に勤めるバリキャリでもある仁美役にさとうほなみが決定した。4人組バンド・ゲスの極み乙女。のドラマーとして活動しながら、Netflix映画『彼女』で水原希子と共に映画初主演。ABEMAで配信された恋愛バラエティー『私たち結婚しました』では野村周平とのカップル役が話題を呼ぶなど、女優としても大活躍中のさとうほなみ。本作では、年収4桁超えのやり手アートディレクターであり、稲葉友演じる桐谷仁の妻・仁美役で出演する。
ある日を境に様子がおかしくなった夫に違和感を抱いた仁美。原因を探るため彼のスマートフォンを手に取ると、そこで衝撃的な検索履歴を目にしてしまう…。想像もしなかった夫の悩みに戸惑いながらも、真摯に向き合おうとする妻を熱く演じるさとうほなみの姿は必見だ。
さとうほなみ コメント
まず最初に脚本を読ませていただいた時は、脚本の力強さに心打たれました。人間がどうにか出来る部分と出来得ない部分。不可抗力の中でもがき苦しむ。熊坂監督のリアルさを追求する面から、そこが更に見えてきました。そこは苦しいながら、居心地の良い場所でありました。
皆様に届きますよう。
熊坂出(監督)コメント
僕のさとうほなみ初体験は、ゲスの極み乙女。のほな・いこかでした。アンサンブルミュージックを生業としている方は、表現と他者理解その両方に長けていることが多いと常々感じますが、さとうほなみさんは長けているどころか別格でした。相手と関わり相手と自分を掛け算して答えを無限大に。そういう事を常日頃からやられているのだなと実感させられる、優しい演技でした。優しさとは強さだと、彼女を見ていると心から思わされます。どうかご期待ください。
『恋い焦れ歌え』は2022年春公開!
原作・監督・脚本:熊坂出
出演:稲葉友、遠藤健慎、さとうほなみ
©2021「恋い焦れ歌え」製作委員会