ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに3月18日にオープンしたテーマエリア『スーパー・ニンテンドー・ワールド』と、エリアのメインアトラクション『マリオカート ~クッパの挑戦状』が、テーマエンターテイメント協会の制定する2021年のティア(Thea)賞アウトスタンディング・アチーブメント部門を受賞した。

『スーパー・ニンテンドー・ワールド』は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに3月18日にオープンした任天堂のゲームの世界を現実世界に再現した壮大なテーマエリア。マリオカートやヨッシーをモチーフにしたライドアトラクションや、キャラクターたちとの出会い、レストラン、ショッピングなど世界で唯一の任天堂テーマエリアとして人気が集まっている。

多層構造からなるこのエリアは、パワーアップバンド”をつけたゲストたちがマリオのようにジャンプをして“ハテナブロック”を叩くとバンドと連動させたスマートフォンのアプリにコインが貯まり、一緒にエリアに来た仲間たちとその数を競争したりと、全身を使って楽しめば本能が解放される画期的なテーマパーク体験が溢れ、エリア開業前から話題になった革新的で新進のアイディア“バンドとスマホの連動に加えて、全身を使った体験ができる。

今回、テーマエリア『スーパー・ニンテンドー・ワールド』と、エリアのメインアトラクション『マリオカート ~クッパの挑戦状』が、テーマエンターテイメント協会(The Themed Entertainment Association/本部:米国カリフォルニア州)の制定する2021年のティア(Thea)賞アウトスタンディング・アチーブメント部門を受賞した。授賞式は米国フロリダ州で11月16日[現地時間]に開催。THEA賞は、テーマエンターテイメント業界で世界的に認知されている大変名誉ある賞。

アウトスタンディング・アチーブメント部門テーマパーク&ランド分野で受賞をした『スーパー・ニンテンドー・ワールド』、アウトスタンディング・アチーブメント部門の革新的技術分野で受賞をした『マリオカート』について、それぞれTHEA賞から評価コメントが届いている。

『スーパー・ニンテンドー・ワールド』評価コメント

世界初、任天堂をテーマとしたエリアをユニバーサル・スタジオ・ジャパンで開業したことにより、ユニバーサル・クリエイティブは高度なインタラクティブ性の水準をさらに押し上げました。類ない任天堂の世界をゲストに提供しつつ、マリオの生みの親である宮本茂氏が切り開いてきたゲームプレイが元来もつ『高い基準』をしっかりと踏襲しています。ライドを含むエリアでの総合的なテーマパーク体験は、主要な任天堂のコンテンツに基づいています。このワールドクラスの新エリアは、壮大なスケール、豊かな色彩、そしてみなぎるエネルギーのすべてを兼ね揃え、それらがぎっしりと収められています。多層構造のユニークなエリアには、おなじみの魅力あふれるゲームの世界が繰り広げられ、その中に探求心をくすぐる奥深さも隠されています。キャラクターたちとの出会い、飲食および物販施設なども充実しているエリアです。

『スーパー・ニンテンドー・ワールド』評価コメント

画期的なゲームの世界に入り込める没入型ライド体験である『マリオカート~クッパの挑戦状~』は、細部にまでこだわった、2本のライドトラックを備えたライドアトラクションです。ゲストはライドに乗り込み、AR技術を搭載したマリオの帽子型ヘッドセットを装着し、マリオカートの世界を実際に体験することができます。ライド内のセットとAR映像が見事にブレンドされ、同期するライドは、驚異的で斬新な技術の結晶で、ゲストは一緒に乗った仲間とは違う自分だけの体験を得ることができます。1台のライドに搭乗したゲストたちはひとつのチームとして、もう一方のコースを走るライドチームと競い合いながら、同時にAR映像に現れるキャラクターたちとも対戦します。『スーパー・ニンテンドー・ワールド』の誕生により、ゲストは自分だけのユニークな体験をするなかで、主体性や没入感を体感、テーマパークにおけるインタラクティブ性の概念は完全に変化し、飛躍しました。

マーク・ウッドベリー(ユニバーサル・パークス&リゾーツ副会長兼ユニバーサル・クリエイティブ社長)コメント

私たちは、ゲストの皆さまがユニバーサルグループのテーマパークでしか味わえない体験をお届けするために、常に革新的な技術を採用し、力強い物語や冒険体験とともにゲストのみなさまへお届けし続けています。ライドやランドの枠を超えて、人生で一度きりの体験を創り出しています。このたび、テーマエンターテイメント協会よりこのような賞をいただけることに、チーム一同、大変感謝しております。

画像提供:ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
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