『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の日本語吹替版特別試写会イベントが11月25日(木)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、片岡愛之助、諏訪部順一、中川翔子、尾上松也が登壇した。

スパイダーマンの宿敵であり、マーベル史上最も残虐な悪<ダークヒーロー>として誕生、2018年に劇場公開され全世界興行収入940億円を超える大ヒットを記録したトム・ハーディ主演『ヴェノム』。待望の続編となる本作の出演は、主人公ヴェノム/エディ役をトム・ハーディ、エディの元婚約者アン役をミシェル・ウィリアムズが続投。さらにカーネイジ/クレタス役を『スリー・ビルボード』、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』などに出演し3度のアカデミー賞ノミネートを誇る名優ウディ・ハレルソン、女性ヴィランのシュリークを『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ、『007』シリーズのナオミ・ハリスが演じる。監督はアンディ・サーキスが務める。

イベントに登壇したのは、日本語吹替版でエディ役の諏訪部順一、アン役の中川翔子、本作のアンバサダーを務める尾上松也、そして今回のイベントでカーネイジ役の声優を務めることが発表された片岡愛之助。

イベントでは松也、諏訪部、中川が登壇し、松也がホストを務める「#マベりまSHOW」に出演した際に早口言葉を披露した諏訪部に“セクシーボイス”での早口言葉のお願いをすると、諏訪部は「パパヴェノム、ママヴェノム、子ヴェノム」を“セクシー”に披露するなど冒頭から大盛り上がりとなった。

前作『ヴェノム』に引き続きの参加となった諏訪部と中川だが、キャラクターの心情にが複雑になっていることを踏まえて「普段の地声よりも低い声を意識した」と振り返る中川。一方で諏訪部は「『かっこよくならないでください』と」と演出があったといい、「コミカルさ、軽妙さとか、ちょっとカッコ悪いところを表現したいという演出意図があった」と明かした。

そして、イベントの後半ではカーネイジ役の声優として片岡愛之助が参加していることが発表されたが、カーネイジのコスチュームで登壇した愛之助に登壇者や観客は驚きを見せていた。リアルなカーネイジ姿の愛之助は「すごい強くなった気分です。このまま六本木を歩きたい」と笑顔を見せた。一方で中川は「それ固いんですか?」と問いかけ、「やわらかいですよ、自由がきく」と愛之助が答えるなど、コスチュームに興味津々の様子だった。

愛之助は本作のオファーを受けて「マーベル作品が大好きなので嬉しかったです。1も見てましたから、(ヴェノム役の中村)獅童さんとの対決になるのかと」と語り、「カーネイジ歌舞伎をやってみたいですね。おもしろそうじゃないですか。なりやすそうな題材ですよね」と会場を盛り上げた。最後に愛之助は「本当に楽しみ大爆発で大丈夫だと思います。私も楽しませていただきました」とメッセージを送った。

【写真・文/編集部】

『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』は2021年12月3日(金)より全国で公開!
監督:アンディ・サーキス
出演:トム・ハーディ、ウディ・ハレルソン、ミシェル・ウィリアムズ、ナオミ・ハリス
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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