歴史を変えた世紀のスキャンダルを描く実話ミステリー『最後の決闘裁判』が12月1日(水)よりディズニープラスのスターで見放題配信されることが決定した。

本作は、アカデミー賞作品賞を受賞した『グラディエーター』などの名匠リドリー・スコット監督が、アカデミー賞脚本賞を受賞した『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』のマット・デイモンとベン・アフレックが黒澤明監督の『羅生門』から影響を受け24年ぶりにタッグを組んで参加した脚本を映画化。マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレック、そして2019年にエミー賞主演女優賞を受賞した注目の演技派女優ジョディ・カマーという豪華キャストを迎えた歴史を変えた世紀のスキャンダルを描く実話ミステリー。

史実としていまだに真相不明なフランス最後の決闘裁判を、事件を告発した被害者(ジョディ・カマー)、被害者マルグリットの夫(マット・デイモン)、訴えられた容疑者(アダム・ドライバー)の、3つの視点で描く三幕構成になっている本作は、1つの事実に対する認識が人によってまったく異なって見えていることが見事に可視化されているが、9月に行われた第78回ヴェネチア国際映画祭で行われた記者会見では「第二幕と第三幕の暴力の表現にさほどの違いを見出せない」という記者からの質問にベン・アフレックは「それら二つは違う。同じ暴力を描いているが、視点が違うんだ」と答え、リドリー・スコット監督が「君は本当に映画を見たのかね?もう一度映画を見たまえ!」と一喝する場面があったように、映画を観た観客の認識も様々で、それを立証するかのように多くの感想がSNS上で飛び交い、熱い議論が交わされた。

各映画レビューサイトでは軒並み高評価を獲得し、SNS上には多くの絶賛コメントがあふれ、〈文句なしの大傑作!今年No.1決定!リドスコ御大の果てしない魔術的映像表現にただ陶酔した!〉〈14世紀の史実をもとに現代的な重要テーマを描き切った傑作!〉〈ちょっと訳が分からないくらいの傑作〉と作品に対する声はもちろん、中世ヨーロッパを見事に再現した美術や衣装、そして照明にこだわり、最低でも4台、最大6台のカメラを同時に設置して、360度全方向を撮影する手法を採用している映像について〈とにかくレイアウトから陰影の何から何まで映像が素晴らしい〉〈映像にその時代の湿度まで書きつけられていることに驚嘆〉〈妥協しない絵画のごとき映像〉との感嘆の声があふれ、さらに同じシーンを3つの視点で演じ分ける渾身の演技で魅了するキャスト陣に対しては〈名誉や誇りを重んじる男性や社会の抑圧とその心理を微細な表情の変化で語るジョディ・カマーの演技は圧巻〉〈演出や俳優の演技が実に巧妙で唸らせられっぱなしだった〉と惜しみない称賛の声が寄せられた。

1386年、百年戦争さなかに実際に執り行われたフランス史上最後の“決闘裁判”は、600年以上経った今もなお、この“決闘裁判”における判決が歴史家たちの間で物議を醸している、世紀を越えたスキャンダルである。“本当に裁かれるべきは一体誰なのか―”、熱い議論を呼んだ話題作がディズニープラスのスターで見放題配信開始される。

『最後の決闘裁判』は2021年12月1日(水)17:00よりディズニープラスのスターにて見放題配信開始!
監督:リドリー・スコット
出演:ジョディ・カマー、マット・デイモン、アダム・ドライバー、ベン・アフレック
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