「水木しげる生誕100周年記念プロジェクト」の一環として製作されるアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」の新作映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』のメインスタッフ情報と、新ティザービジュアルが解禁された。
2018~2020年まで放送されていたTVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期をベースに映画化される本作。みんなが知っているようで知らない、“鬼太郎の誕生”について隠された謎に迫るストーリーが描かれる。鬼太郎役には、TVアニメ版でも同役を演じた沢城みゆき、鬼太郎の父役として野沢雅子の出演が決定している。
今回、本作のメインスタッフが発表された。監督は、TVアニメ『デジモンユニバース アプリモンスターズ』のシリーズディレクターや、『ゲゲゲの鬼太郎』第5期の映画『劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』で監督を務めた古賀豪が決定。脚本には、TVアニメ『マクロスF』のシリーズ構成・脚本や、TVアニメ『ワールドトリガー』のシリーズ構成などで知られる吉野弘幸。そしてキャラクターデザインは、今年公開されメガヒットを記録した『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で副監督を務めた若⼿注目株の谷田部透湖が担当する。TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第6期で、超イケメンの若かりし“目玉のおやじ”の姿の登場が話題を呼んだ第14話「まくら返しと幻の夢」でそれぞれ監督・脚本・原画を務めた3人が描き出す、まだ見たことがない鬼太郎の世界に注目だ。
公開されたビジュアルには、ドキリとするような赤い瞳が包帯の隙間からこちらを覗う姿と、「おまえは、ナニモノだ︖」と問いかける意味深なキャッチコピーの文字が……。この目玉と包帯が示す者はやはり…?そしてキャッチコピーが意味するものとは?谷田部透湖による渾身の描き下ろしで、目が離せない印象的なデザインに仕上がっている。
今回の新情報発表も行われたトークショーや、ショート朗読劇場、厳選したTVアニメのエピソードを上映した「ゲゲゲ忌2021」アニメ特別上映会の模様は、アーカイブ配信として12月4日(土)23:59まで視聴可能(有料)。ほか、豪華ゲストが登壇した「ゲゲゲ忌2021」アニメ特別上映会の各公演のオンラインチケットも販売中です(期間限定でアーカイブ視聴可能。⼀部販売終了あり)。詳細は イープラスにて。
古賀豪(監督)コメント
子供の頃からオバケに会ってみたいと思っていた僕にとって、シリーズ6期の鬼太郎はとても楽しいお仕事でした。
が、正直まだまだやりたい事はたくさんあった!ので今回この劇場版”鬼太郎誕生”の監督を務められる事となったのは大変嬉しく思っています。しかも今回の映画は“大人向け”の“怖い鬼太郎”を、さらに“水木先生のご生誕百周年”にあたって創るという新しいチャレンジで、またまたやってみたい事がたくさん浮かんで来ました!
“まだ誰も観たことのない、怖くて美しい物語!”お楽しみに!!
吉野弘幸(脚本)コメント
何でも叶う夢の世界で、もし愛する息子がピンチになったら目玉の親父さんは何を望むだろう?6期の14話を書いていたときに抱いたそんな疑問と、答えの閃きが、あらたな物語として結実することになりました。この映画では、鬼太郎本人もとより、誰も見ことがない――いや、想像すらされなかった、病を得る前、全盛期の目玉親父の活躍をお目にかけることができると思います。期待に添えるようスタッフ一丸で鋭意制作中ですので、ご期待下さい。
谷田部透湖(キャラクターデザイン)コメント
昔から大好きな鬼太郎に、こういった形で関わることができて本当に嬉しく思います!子供の頃の自分に教えてあげたいです。6期の鬼太郎でも色んな回の原画やエンディング3などで楽しくお仕事させて頂きましたが、今回もとてもとても面白そうで…今からワクワクしています。精一杯頑張ります!!
映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』
監督:古賀豪
声の出演:沢城みゆき、野沢雅子
©映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」製作委員会