究極に妖しく美しい新体感ビジュアルファンタジー映画『ホリック xxxHOLiC』の特報映像と蜷川実花監督による撮り下ろし特写が解禁され、併せて追加キャストとしてDAOKO、モトーラ世理奈の出演が発表された。
原作は、累計1400万部を突破している創作集団・CLAMPの伝説的大ヒットコミック。『ヘルタースケルター』『Dinerダイナー』の蜷川実花監督が、艶やかで華やかな圧巻ビジュアルで実写映画化に挑む。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日(ワタヌキ)。その能力を消し去り普通の生活を送りたいと願う四月一日は、ある日、一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。「どんな願いも叶えてあげる。ただし、それに見合う対価をいただく」。妖しく美しい【ミセ】の女主人・侑子(ユウコ)は、四月一日の願いを叶えるために、彼の“一番大切なもの”を差し出すように囁くのだが―。四月一日役を神木隆之介、侑子役を柴咲コウが演じる。
2週連続でキャスト情報が解禁されている本作だが今回、30秒の特報映像として本編映像が初披露された。映像では、人の心の闇に寄り憑くアヤカシが視えることで孤独に生きてきた高校生・四月一日(神木隆之介)が、対価と引き換えにどんな願いも叶えてくれる【ミセ】(店)に迷い込み、ミセの女主人・侑子(柴咲コウ)と出会うことで、不思議な運命に足を踏み入れていく様子が描かれている。
さらに、四月一日の同級生で、アヤカシを祓う者・百目鬼(松村北斗)、同じく四月一日の同級生でアヤカシに憑かれる者・ひまわり(玉城ティナ)も登場。VFXで表現された“アヤカシ”の様子や、炎の中“アヤカシ”に向かって弓を構える百目鬼、幻想的かつエキゾチックな【ミセ】のビジュアルなど、まさに、“究極の新体感ビジュアルファンタジー”の名にふさわしい、艶やかで魅惑的な映像が満載となっている。
そして追加キャストとして、願いを叶える【ミセ】の女主人・侑子と一緒に暮らす謎の少女・マルダシ役に、独特の世界観で音楽シーンを彩り続けているアーティスト・DAOKO、同じく【ミセ】で暮らす少女・モロダシ役には、多くのファッション誌でモデルとして活躍する一方、女優としても唯一無二の繊細な存在感を放つモトーラ世理奈が発表された。侑子を慕い、四月一日になついていく、いつも2人で過ごす通称マル・モロを可愛らしく演じている。
本作の音楽を担当するのは、電子音楽作品からピアノソロ、オペラ、映画音楽、サウンド・インスタレーションなど、多岐に渡るジャンルで、世界的に活躍する渋谷慶一郎。近年では映画『ミッドナイトスワン』の音楽を担当し、第75回毎日映画コンクール・音楽賞、第30回日本映画批評家大賞・映画音楽賞をダブル受賞し話題となった。全編、先鋭的かつ壮大なエレクトロニック・ミュージックが、本作をより激しく、美しく彩っている。そして、ストーリーのキーとなる”アヤカシ“のサウンドデザインをサウンドアーティストのevalaが担当、立体音響の技術を駆使した音像が映画館を駆け抜け、渋谷とはドバイ万博でも共演が予定されている仏教音楽・声明の演奏家、藤原栄善の声が強力にフィーチャーされるなど、通常の映画音楽の枠を逸脱した多層的な展開となっている。
今回解禁された2枚の写真は蜷川監督自らの撮りおろし。1枚は四月一日、侑子、マルダシ、モロダシが妖しい雰囲気漂う【ミセ】におり、もう1枚は四月一日、百目鬼、ひまわりの同級生3人組が、制服姿でクールな表情を浮かべた学校での一瞬を切り取ったものとなっている。四月一日が【ミセ】と学校のふたつの世界でどのような物語を紡いでいくのか、期待が高まる特写となっている。
特報映像
『ホリック xxxHOLiC』は2022年4月29日(金・祝)より全国で公開!
監督:蜷川実花
主演:神木隆之介、柴咲コウ、松村北斗、玉城ティナ、DAOKO、モトーラ世理奈
配給:松竹、アスミック・エース
©2022映画「ホリック」製作委員会 ©CLAMP・ShigatsuTsuitachi CO.,LTD./講談社