自分が死ぬ日を知っている男の人生を描く森田剛主演の短編映画『DEATH DAYS』が12月29日(水)より3夜連続でYouTubeにて公開されることが決定した。

今年11月2日に森田剛が立ち上げた新事務所「MOSS」のコンテンツ制作第一弾として、短編映画『DEATH DAYS』を企画・制作。 MOSS公式YouTubeチャンネルにて無料で、第一話が12月29日(水)、第二話が30日(木)、最終話が31日(金)に3夜連続で公開される。公開後は無期限(予定)でアーカイブされるので、いつでもどこでも楽しむことができる。

主演は、『ヒメアノ~ル』(2016)以来5年ぶりに映画主演となる森田剛。脚本・監督は、埼玉県の女子中学生が400匹もの金魚をプールに放ったという実際にあった事件をもとにした短編『そうして私たちはプールに金魚を、』(2016)でサンダンス国際映画祭ショートフィルム部門で日本人初グランプリ受賞、両親を亡くしても涙を流せなかったこどもたちが主役の長編『ウィーアーリトルゾンビーズ』(2019)ではベルリン映画祭ほか、37以上の映画祭に招待された長久允。

森田剛から長久允へ「一緒に作品を作りませんか」の電話で企画、製作がスタート。物語は、生まれたときから自分が死ぬ日(デスデイ)を知っている世界で、人々は何歳のデスデイに死ぬかわからない中、暮らしている。主人公(森田剛)の数奇な人生を切り取ったもので、3部構成されており、森田剛は20歳から40歳までの主人公を演じる。森田剛以外のキャストなどについては、 森田剛公式Twitter(@GoMorita_JP)にて追って発表される。なお近日開設される「森田剛ファンクラブ」内でも今後、ファンクラブ限定特別映像などが公開される予定。

森田剛 コメント

 今回この『DEATH DAYS』を企画、制作できた事を嬉しく思います。監督の長久さんを始め、スタッフの皆さん、キャストの皆さんに心から感謝しています。短い撮影期間でしたが、濃厚な時間でした。楽しかった。そして、すごいの出来ちゃった。予感...

長久允(監督)コメント

 ある夏の夜、森田剛さんから電話がかかってきました。一緒に作品を作りませんか?とのこと。その夜は興奮して眠れませんでした。森田さんと打ち合わせを重ね、プロジェクトの意味を話し合い、テーマを決め、新作のシナリオを書き下ろしました。この時代において、生きること、死んでしまうこと、またその抵抗できなさ、どうしようもなさについて描いた物語です。不器用で、繊細な物語です。
 また、YouTubeというメディアで「映画」を発信していくという志についても議論を重ねました。世界中どこからでも誰でも無料で観ることのできるこの「映画」で、森田さんと共に映像業界への新たな挑戦ができればと思っています。年末の公開まで、あと少し、お待ち下さいませ。