『雨に叫べば』のプレミア上映会が12月16日（木）に丸の内TOEIで行われ、松本まりか、大山真絵子、モトーラ世理奈、高橋和也、渋川清彦、須賀健太、内田英治監督が登壇した。

『全裸監督』『ミッドナイトスワン』など数々の話題作を世に送り出す内田英治監督の最新作。主演を務めるのは松本まりか。理想の映画を撮影するために、現場スタッフに揉まれながら様々な困難にぶつかっていく新人監督を熱演。監督の内田英治が脚本も担当し、80年代後半の「実際にあったであろう」映画製作の舞台裏の人間模様を、時にはリアリティをもって、時にはデフォルメした味付けで再現する。ベテランのスタッフに囲まれ、数々のトラブルに見舞われていく中、主人公の女監督・花子は自身の理想とする映画を撮影できるのか―。

この日からAmazon Prime Videoにて有料オンライン公開が始まった本作だが、“1日限り”と題して行われた上映会に主演の松本は「本当にうれしいです」と笑顔を見せ、「最初から最後までニヤニヤして見てもらえると思います。私は監督役で、みんながやんややんや言ってきてくれるんですけど、罵詈雑言であったとしてもチャーミング。すごくかわいらしい」と笑顔を見せた。

普段とは逆の立場を演じることに松本は「監督の気持ちが分かった」と言い、「アイドル俳優もちゃんとやってくれないし」と話したところで、そのアイドル俳優を演じた須賀は「須賀健太としてはちゃんとやりました」とすかさず付け足す場面もあった。また、松本は「監督じゃないと体験できない、逆の立場に立って考えることができたのはおもしろかった」と振り返った。

松本にとって映画デビュー作が内田監督の作品だったことから、これまでにも何度かタッグを組んできたというが、そんな松本に「10代から芝居を考えていたので。芝居をちゃんと考えている女優さんです」と称賛した内田監督。これには松本も「嬉しいです。（普段は）口では褒めてくれないけど、作品に呼んでくれるっていうのが私にとっては嬉しいこと」と笑顔を見せた。

最後に松本は「とにかくこの出演者のみなさんが素晴らしいです。本当におもしろいので、騙されたと思って一回見て欲しいです。ジェットコースターのように過ぎ去って、笑えて、もしかしたらちょっぴち泣いて…」と本作をアピールした。

【写真・文／編集部】

『雨に叫べば』は2021年12月16日（木）よりAmazon Prime Videoにて独占配信開始！
※プレミアムTVOD（1,500円）による有料レンタル配信
監督・脚本：内田英治
出演：松本まりか、大山真絵子、モトーラ世理奈、渋川清彦、矢柴俊博、内田慈、石川瑠華、佐々木みゆ、ふせえり、森下能幸、菅原大吉、須賀健太／濱田岳／矢本悠馬、相島一之、本田博太郎、大和田伸也、高橋和也
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