「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展のオープニングイベントが12月17日(金)に東京ステーションギャラリーで行われ、松島聡(Sexy Zone)が登壇した。

1997年の第1作出版以来、今なお世界中で愛され、人々を魅了し続けている「ハリー・ポッター」シリーズ。今年、映画第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』が公開20年を迎え、その“魔法”をテーマとした展覧会「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展が12月18日(土)より東京ステーションギャラリーにて開催される。大英図書館によって企画された本展は、2017年から2019年にかけてロンドン、ニューヨーク、そして日本では兵庫県立美術館に巡回。「ハリー・ポッター」の魔法世界の成り立ちの背景にある魔術や呪文、占い、錬金術、天文学などに関して、人類が何世紀にもわたって記述してきた様々な書物や資料からその魔法の歴史を紐解く。

今回、本展の開催を控えて行われたオープニングイベントに、「ハリー・ポッター」のファンというSexy Zoneの松島聡が登壇した。冒頭から「手汗がすごい」と緊張した面持ちの松島だが、ハリー・ポッターに話すが及ぶと「小学校の低学年の時に図書室で初めて出会いました」と振り返り、「気づいたらファンになっていた」と笑顔で思い出を語った。

来年には最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の公開が控えているが、「ダンブルドアとグリンデルバルドの関係が気になっています。まだ100%明かされていないので…」と予告編を見た段階で早くも興奮している様子の松島。

さらにシリーズの魅力について「魔法ワールドをテーマにしたファンタジー作品ですけど、意外と現実世界と共通点が多いと思うことがたくさんあります。日常生活で我々が触れているメッセージ性が強い表現の仕方で表している」と語った松島。

本展を既に鑑賞したという松島は「どれも素敵です!」と興奮気味に語り、特にお気に入りは「第一章です」といい、「J.K.ローリングさんの直筆の原稿だったり、当時のタイプライターの紙がリアルに飾られている」と小学生時代から触れていた原作小説の思い出がよみがえっている様子だった。

イベントには私物として映画シリーズにドラコ・マルフォイ役で出演するトム・フェルトンのサイン入りポートレートを持参。「プライベートで6時間以上並んでサインをもらいました」という松島は「『トムさんのような俳優を目指したいです』と伝えたら、『オーラがあるからこの先もやっていけるよ』って言ってくださって、それで号泣しちゃって」と照れ笑いを浮かべつつもトム・フェルトンとのエピソードを披露。

さらに“一番使いたい魔法は?”という質問に「エクスペクト・パトローナム」と答えた松島は、私物のニュート・スキャマンダーの杖を持ち、実際に魔法をかける仕草も見せ、会場を沸かせた。さまざまな魔法がある中で、学びたいのは「闇の魔術に対する防衛術です。実践的ですし、やりがいのあるものだと感じているのでやりたい」と明かした松嶋。その理由については「緊張に打ち勝つとか、内面的なものがあります」と語った。

最後に松島は「歴史ある展示作品がたくさん飾られていますので、目に焼き付けて思う存分楽しんでいただけたら」と本展をアピールした。

【写真・文/編集部】

「ハリー・ポッターと魔法の歴史」展は東京ステーションギャラリーにて2021年12月18日(土)~2022年3月27日(日)に開催!
※本展チケットは日時指定の事前購入制