『No Activity/本日も異状なし』の配信記念ドライブインシアターイベントが12月17日(金)に都内で行われ、豊川悦司(時田信吾役)、中村倫也(椎名遊役)、木村佳乃(里見美里役)、岸谷五朗(諌山役)、岡山天音(一条役)、岸井ゆきの(茉莉役)、英勉監督、脚本を担当したシソンヌ・じろうが登壇した。
本作は豪華キャスト&スタッフで贈る新感覚のコメディ・刑事ドラマ。出世を諦めた万年ヒラ刑事の時田信吾と、人たらしな新米刑事・椎名遊のバディが、麻薬捜査の張り込み中に巻き起こす、ありえないような騒動を描く。主人公・時田信吾は、敏腕刑事のように見えるが、実は昇進とは無縁の警視庁のお荷物刑事。捜査の現場でもやる気を見せず、謎の迷言を次々と繰り出しながら人を煙に巻いてゆくダメ刑事だが、何故か憎めない人間味あふれるキャラクターを豊川悦司が演じる。時田とバディを組むことになる椎名遊は、自動車学校の教官から警察に転職してきた異色の新人刑事。聞き上手で人たらしな一面を持ち、ベテラン刑事の時田もつい本音を漏らしてしまうほど。椎名役を演じるのは中村倫也。刑事ドラマ史に新たな名を刻む、魅力あふれる凸凹バディを生み出した。
ドライブインシアターの会場となった屋外で行われた今回のイベント。主演の豊川は「とても素晴らしいおもちゃをいただけたような、素晴らしい共演者・監督・脚本・環境の中でくだらないことを思い切ってやらせていただきました。ライバルは『相棒』ですから」と発言すると、これにバディを組んだ中村からはすかさず「言わなくていいんですよ!(笑)」とツッコミが入り、早くも息の合った掛け合いを見せた。また、豊川は「勝つまでやります。シーズン300にいこうが400にいこうが」と宣言し、中村は「健康には気をつけなきゃいけないですね」と答えた。
撮影では、豊川について「予想よりはるか上空のチャーミングさ。僕だけしか見ていない表情の変化がとかあったと思うので自慢ですね」とニヤリとした中村。一方で豊川は、自身が演じた時田にとっての椎名(中村)の存在について「すごく頼りになる弟分。一緒にいると慰めて漏れるし、孤独を感じることなく張り込みという作業が楽しい時間になっていく」と語った。
最後に豊川は「お正月にふさわしい作品です。夜中誰もいなくて寂しい時、『No Activity』があなたのそばにいます」とメッセージを送り、終始会場を盛り上げていた。
【写真・文/編集部】
『No Activity/本日も異状なし』は2021年12月17日(金)よりAmazon Prime Videoにて独占配信開始!
監督:英勉
出演:豊川悦司、中村倫也/木村佳乃、清野菜名/岸谷五朗、岡山天音、岸井ゆきの
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