ダイアナ元皇太子妃を描いた話題作『スペンサー』の場面写真が解禁された。
本作は、ダイアナ元皇太子妃がその後の人生を変える決断をしたといわれる1991年のクリスマス休暇を描く。1997年8月31日、ダイアナ元皇太子妃が交通事故で亡くなったというニュースは世界中に衝撃を与えた。スペンサー伯爵家の令嬢として誕生し、両親が7歳で離婚、チャールズ皇太子と恋に落ち、20歳で結婚すると瞬く間に人気者となったダイアナ。世界中で「ダイアナ・フィーバー」を巻き起こし、2人の息子を育て、死の直前まで人道支援活動に心を注いだ「愛の人」。36歳という短い生涯を駆け抜けた彼女の生き様は世界中の人々に希望と共感を与え今なお愛され続けている。ダイアナを演じるのはクリステン・スチュワート。ジャック・ファーシング、ティモシー・スポール、サリー・ホーキンス、ショーン・ハリスらが共演する。
英国王室の伝統的な習わしのひとつでもあるクリスマス。休暇中にはロンドンから北に160キロ離れたノーフォーク州にあるサンドリンガム・ハウスにロイヤルファミリーが全員集合し、家族団らんを楽しむのが恒例。ダイアナ元皇太子妃がチャールズ皇太子との離別を決意したといわれる1991年のサンドリンガム・ハウスでの出来事を描いた本作でも、クリスマスの記念に家族写真を撮影するシーンが登場し、今回はその場面写真が解禁された。
一見すると、家族水入らずで過ごすクリスマスの幸せな様子が切り取られているようだが、ダイアナとチャールズの顔に笑顔はなく、2人の関係性に緊張感が見えるカットとなっている。この時すでにチャールズとカミラの関係について知っていたというダイアナだが、幸せの象徴であるクリスマスを、彼女は一体どんな思いで過ごしていたのか。また映画では王室の華やかであると同時に厳かなクリスマスの様子も描かれており、一般家庭から皇族入りをしたダイアナには息苦しさを覚える驚くべき習慣の数々も明かされる。知られざるロイヤルファミリーのクリスマス休暇とは―。
『スペンサー』は2022年に全国で公開!
監督:パプロ・ラライン
出演:クリステン・スチュワート、ジャック・ファーシング、ティモシー・スポール、サリー・ホーキンス、ショーン・ハリス
配給:STAR CHANNEL MOVIES