日本テレビがZ世代に向けたエールをコンセプトに「Zドラマ」プロジェクトを開始、第1弾『卒業式に、神谷詩子がいない』で茅島みずきが民放ドラマ初主演を務めることが決定した。
日本テレビは「Z世代に向けたエール」をコンセプトに、ドラマの世界観をメディアや手法にとらわれず、SNS、楽曲、ライブ配信、映画、舞台など自由なカタチで描き出すドラマプロジェクト「Zドラマ」を開始。第1弾『卒業式に、神谷詩子がいない』では月~土曜日に「かじるドラマ」と名付けた短尺の縦型ショート動画コンテンツを各SNSプラットフォームで毎日配信。出演者によるVlogや日曜日に放送する本編ドラマを濃縮した映像を先行配信。日曜日の地上波放送、TVerでは長尺の「浸るドラマ」として、ドラマをより深く楽しむことができる。
今回『卒業式に、神谷詩子がいない』で、若手女優の登竜門『第100回全国高校サッカー選手権』の第17代応援マネージャー、ファッション誌専属モデル、NHK連続テレビ小説へ出演と多方面で活躍する茅島みずきが民放初主演を務めることが決定した。
夢も希望も目標もない―。複雑な家庭環境や中学時代のトラウマから明るい未来を思い描けずにいた神谷詩子。2019年春、高校入学が詩子にとって大きな転機になる。詩子のダンスをきっかけに意気投合した6人は、自分たちを「ファンファーレ」と名付け、共に時間を過ごし、一緒にダンスを踊り、夢を語り合い、かけがえのない仲間になっていく。そんな彼女たちの青春を脅かす数々の見えない敵―失われた時間 広がる心の距離 誰にも言えない”秘密”。時に衝突し、時に通じ合う6人の高校生の友情、恋愛、夢の物語。そして2022年、ある春の日、迎えた卒業式。高校最後の大切な日に、詩子はいなかった。一体、詩子に何があったのか…。
茅島みずき(神谷詩子役)コメント
――民放ドラマ初主演について
これまで色々な作品に携わらせて頂く中で、“いつかは自分も主演をやりたい”という想いはあったので、お話を聞いた時はすごく嬉しかったです。
でもこんなに早くやらせて頂けるなんて思ってもいなかったので不安やプレッシャーはもの凄く感じますが、自分なりに精一杯頑張りたいと思います。
――脚本を読んだ感想
高校生の繊細で複雑な想いや葛藤が丁寧に描かれている作品だなと思いました。
詩子は周りをみてすぐに友達の異変に気付ける勘の鋭さや、自分より友達や家族を思いやり、行動できる力を持っています。私も詩子みたいに周りを見て行動できる人になりたいです。
私も高校生なので、共感できる部分も沢山あり、等身大の私をぶつけていきたいと思います。
――撮影で楽しみなことは?
同世代の役者さんだけで集まって作品をやるという機会はなかなかないので、とても楽しみです。
撮影以外でも沢山話して仲良くなって、その空気感とかをそのまま作品でも活かしたいなと思っています。
――ドラマのタイトルにちなんで、これまでの「卒業式」に関する印象的なエピソード
小学校の卒業式は全く泣かずに、笑顔で終わった記憶があるのですが、中学の卒業式では涙したのを覚えています。高校生に上がると同時に東京に上京することが決まっていたので、地元の友達と離れる寂しさや親元を離れて生活する不安など沢山ありました。卒業式の最後に生徒全員がスピーチする時間があり、みんなとの思い出が蘇り泣いてしまいました。
――視聴者へのメッセージ
初主演ということで楽しみと緊張でいっぱいですが、キャストの皆さん、そして監督やスタッフの皆さんと丁寧に作り上げていきたいです。
同世代の学生の皆さんにはとても共感できる作品になると信じています。
家庭環境、友人関係、学業や部活、本当に沢山の悩みを抱えて生活している方が多いと思います。
そんな皆さんが次の日から頑張ろうとか、私も勇気を出して行動してみようとか、この作品が少しでも皆さんの後押しになったらいいなと思います!
鈴木努(企画/プロデューサー)コメント
楽しいのも、孤独なのも、先が見えないのも、色々な形があるのが青春だ。
それぞれ必死に過ごしたその時間はきっと将来、かけがえのない宝物になっているはずです。
『今を生きる高校生』にこのドラマからエールを送ります。
枝見洋子(プロデューサー)コメント
脚本を作りながら、気づけば高校時代の思い出をうちあけあって熱くなる制作陣。
あの頃の記憶はどうしてこんなに鮮明なまま、いつまでも色褪せないのでしょうか。
高校というその場に立っている高校生たちへ敬意を込めて、このドラマを作っています。
闘いのような日々、一人きりに思えても、見渡せばきっと、誰かがあなたを思っているはず。
どうかみんなの思いが「神谷詩子」に届きますように!
『卒業式に、神谷詩子がいない』は2022年2月27日(日)より放送・配信開始!
毎週日曜日 13:45~14:15(関東ローカル)