ドニ―・イェン&ニコラス・ツェーW主演『レイジング・ファイア』の特別映像が解禁された。

『ジョン・ウィック』シリーズ最新作にも出演し、ハリウッドでも唯一無二の存在感を示すドニー・イェンと、数々の演技賞にも輝くニコラス・ツェーがW主演を果たし、中国で公開4週連続1位を記録、220億円突破の大ヒットとなった本作。ジャッキー・チェン主演『香港国際警察/NEW POLICE STORY』や『新少林寺/SHAOLIN』などのヒット作を放ち、2020年に惜しまれながら他界したベニー・チャン監督の遺作となった。ドニーの信頼厚き盟友で、『るろうに剣心』シリーズなどでアクションの限界値を突破し続ける谷垣健治がスタント・コーディネーターを担当し、迫真の一騎打ち、ナイフバトル、巨大ストリートでのカーチェイスと銃撃戦、そして正義と悪、宿命と運命の一大ドラマとなって燃え上がる香港警察アクションの新たな金字塔が誕生した。

今回、本作で主演だけでなく、プロデューサーそしてアクション監督も務めたドニー・イェンのインタビューを含む特別映像が解禁された。本作製作を振り返り、長年の友人で本作が遺作となった香港アクション映画界の巨匠ベニー・チャン監督に「香港で起こった物語を撮った方がいいんじゃない?警察アクション映画はあなたの十八番だから」と話したことを明かす。一方、役者としての責任に触れ「役の境遇を知り、役を感じ、その役の感情の高ぶりをどうやって表現するかということ。これこそ、純粋に役者の本能です」と語る。

そして「どのように演じるかは、人生観次第で、自分が正しいと思うやり方を選べばいいでしょう」と続ける。そのうえで今年58歳になったとは思えない肉体で、アクションの前に念入りな準備をし、身体を張ったカーアクションをこなす姿や、警察の同僚(パトリック・タム)との言い争いのあと、思わず笑ってしまう様子など貴重な撮影風景が映し出される。

さらに、ニコラス・ツェーとの苛烈な一騎打ちのシーンでは、ニコラスやこのシーンのスタント・コーディネートを担当した谷垣健治らとともにモニターを確認したり、ベニー・チャン監督と話し合う場面も。「20数年前から現在まで、私たちは映画の経験をさらに積んできました。特にアクション映画の分野で」と自信をみせるドニー・イェン。その言葉どおり、一秒たりとも見逃せないアクションと濃密なドラマが展開し、観る者を魅了してやまないだろう。

また、本作は23日に発表されたマカオ国際映画祭でベニー・チャン監督が最優秀監督賞、ニコラス・ツェーが最優秀主演男優賞を見事受賞。授賞式に登壇したニコラス・ツェーは「私は19歳のとき、ベニー・チャン監督の『ジェネックス・コップ 特警新人類』で、初めて映画に出演しともに映画を作りました。その後『新少林寺/SHAOLIN』、『香港国際警察/NEW POLICE STORY』など、彼と一緒に5、6本の映画を作りました。業界の誰もが、彼が優れた監督であり、人間であることを知っていると思います。彼は今日ここにいませんが、私たちが映画の撮影に懸命に取り組んでいる姿を見守ってくれていると思います。どうもありがとう!」とスピーチし、亡き恩師ベニー・チャン監督に感謝を捧げた。

特別映像

『レイジング・ファイア』は全国で公開中!
監督:ベニー・チャン
出演:ドニー・イェン、ニコラス・ツェー
配給:ギャガ
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