日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』のペネロープ役・満島ひかり、パーカー役・井上和彦のスペシャル対談映像が解禁された。
1965年にイギリスで、翌1966年には日本でも放送が開始され、英国テレビ界の名匠ジェリー・アンダーソンの代表作にして、スーパーマリオネーションと呼ばれる独自の撮影手法を駆使した特撮人形劇の最高傑作として名高いテレビシリーズ「サンダーバード」。日本での人気は絶大で、数々の日本特撮、ロボット・SFアニメ作品にも多大なる影響を与え、そして世界のSF作品&作家にも影響を与えた伝説的作品として知られている。その伝説が、当時の技術を再現した奇跡の完全新作として帰ってくる。
今回解禁されたのはペネロープ役を演じる満島ひかりと、執事のパーカー役を演じる井上和彦によるスペシャル対談映像。洋画声優初となる満島が演じるペネロープは英国貴族のお嬢様というキャラクターだが「今の時代にはない嫋やかさみたいなものが話の語り口調とかにあって、大丈夫かな?とすごく怖かったんです。なので井上さんの初めての収録の日にお邪魔させていただいて、コツを教えてもらったり、一緒にリハーサルをさせてもらいました」と、これまで数々の人気キャラクターを務めてきたレジェンド声優直々に指導を行ってもらったそう。井上は満島の印象を「すごい真面目な方で、僕としては光栄でした。すごく勘がいい方なので、あっという間にコツを掴んでいました」と明かし、称賛を送る。
初代ペネロープ役を演じた黒柳徹子を「トットてれび」で黒柳役を演じた満島が引き継ぐ形で抜擢された今回の役柄だが、当時のファンにとって黒柳ペネロープのイメージも強い中、どのように演じるか悩んだという満島。初めてのアフレコでは黒柳のモノマネをしてみるものの、音響ディレクターからは「心の中で受け継ぎたい気持ちは伝わってくるから、真似しなくても君のペネロープでいいよ」と言われ、堂々と満島版ペネロープとして命を吹き込んだ。
「元々徹子さんは品が良くてお茶目な感じを持ってらっしゃるけど、私が演じると声のムチが強めになるので、アメをもう少し出そうという調整が難しかったです」と少し気が強いながらも、キュートさも兼ね備えるペネロープ役を振り返る満島に対し、井上は「違和感は全然なかったです。ペネロープはパーカーをこき使うキャラクターですが、出来上がりをみせていただいても、悪い女の人と感じることなく、冷たさの中にも優しさがあるという特徴がとても上手くでていたと思います」と絶賛。
ペネロープとパーカーの小気味良い掛け合いも癖になり、クスっと笑ってしまう魅力が詰まった日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』では、満島と井上による息ぴったりのお嬢様&執事コンビにも注目だ。
対談特別映像
日本語劇場版『サンダーバード55/GOGO』は2022年1月7日(金)より劇場上映、1月8日(土)よりオンライン上映開始!
監督:スティーブン・ラリビエー、ジャスティン・T・リー、デヴィッド・エリオット
配給:東北新社/STAR CHANNEL MOVIES
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