『JOHNNYS' IsLAND THE NEW WORLD』が1月1日(土)に東京・帝国劇場で開幕し、囲み取材に全68人のキャストが登場した。
ジャニー喜多川氏が「自身のエンタテイメントの集大成」として作・構成・演出を手がけてきた『ジャニーズ・アイランド』が2年ぶりに上演。滝沢秀明が演出に就任し、タイトルに「THE NEW WORLD」が銘打たれ、68人の全キャストであるジャニーズJr.が全員座長で舞台に臨む。平和の尊さと、子供たちの無限の可能性を舞台空間一杯に表現する、最高のエンタテイメントを満場の帝国劇場で届ける。
前日に初日を迎えた本公演だが、「今まで先輩に引っ張っていただいていたんだなとすごく感じました」と語るHiHi Jetsの髙橋優斗は「先輩の後を追うよりは新しいものを作っている感覚」と今回の公演にかける思いを語った。美 少年の岩崎大昇も「ジャニーさんに直接教わった世代と、そうではない世代の融合がやっていておもしろかったです」と振り返った。
劇中では「戦争のシーンで、受け継がれているセリフをやらせていただいている」というHiHi Jetsの猪狩蒼弥は演出の滝沢秀明から「客席のみなさんに平和を訴えて欲しい」と話が合ったことを明かし、「台詞を書かせていただいて、お伝えするシーンがある」と自身の見どころシーンを明かした。
また、今回注目のアクロバット演出でもある「SWING SHIP」についてはオーディションがあったということで、この「もともとアクロバットができる人だけが呼ばれた」というオーディションでは、“倒立で10秒止まれるか”、“アクロバット審査”、“土台をやってうまく乗れるか”などが審査されたという。
さらに同シーンに出演するJr.SPの林蓮音は「2階の目線の高さなんですけど、高所恐怖症で。今も本番中ハラハラドキドキしていて、でも見ているお客さんにハラハラドキドキ感を味あわせたい」といい、「飛ぶときは下の人たちを信じて飛んでいます」と信頼感をうかがわせた。
最後に美 少年の岩崎は「怪我なく全員が今年からいいスタートを切れるように最後までがんばっていきたいと思います」、HiHi Jetsの髙橋は「偉大なる先輩方が上演されてきた舞台なんですけど、世代も変わりましたし、僕たちにしかできない『JOHNNYS' IsLAND THE NEW WORLD』をだれ一人欠けることなく、全員68人が座長としてみなさまにジャニーさんの言葉を届けていきたいと思います」とメッセージを送った。
【写真・文/編集部】
『JOHNNYS' IsLAND THE NEW WORLD』は2022年1月1日(土)~26日(水)に東京・帝国劇場で上演!