『牛首村』の完成報告会見が都内で行われ、Kōki,、萩原利久、高橋文哉、清水崇が登壇した。

2020年2月に公開し大ヒットを果たした清水崇監督作品『犬鳴村』、第2弾として2021年2月に公開された『樹海村』、そして待望の「恐怖の村」シリーズ第3弾のタイトルは『牛首村』。北陸に実在する最凶の心霊スポットが舞台となる。そんな最恐スポットを舞台にした本作で主演を務めるのは、モデルとして国内外問わず大活躍中のKōki,。本作が女優デビューとなる。

昨年6~8月にかけて撮影されたという本作だが、主演のKōki,は「チームワークよく作ったものが一つの映画になったんだと感動しました」と感慨深げに振り返り、完成した映画を見た際には「シーンの裏場面を思い出してうるうるしてしまいました」と明かした。

今回ホラー映画に初出演で「ホラー映画を最初から最後まで見れたことが一度もない」という高橋は「(本作の清水監督作でる)『樹海村』のDVDをいただいて、見ることは試みたんですけど最初の5分、10分で断念しまして」と明かしたが、本作については「ホラー作品にこんなに魅力があるのかとか、ホラーだからこそ感じられるハラハラドキドキを僕も感じられましたし、新しい発見ができました」と語った。

本作では一人二役に挑戦しているKōki,だが「違いを出そうという意識で演じるのではなくて、奏音、詩音として演じることを心掛けました」と明かし、これに「本当に変わるんですよね」と感心している様子の萩原、高橋も「纏うオーラが変わってきていた」と称賛した。

また、Kōki,が「利久くんはとても明るい印象で、文哉くんは優しい雰囲気のある方」と振り返ると、萩原は「Kōki,ちゃんは3人の中で一番明るいんじゃないかな。光をくれるエネルギーを持っていた。文哉は僕よりもさらにおちゃめ」、高橋は「Kōki,ちゃんは明るくて光のような、太陽のような存在。利久くんは気まずい時間をつくらない優しい先輩」とお互いを称賛しあうなど、関係性の良さをうかがわせた。

実在の心霊スポットでの撮影ということだが「話せるような心霊(現象)起きてくれないかなと思ったんですけど、何も感じうことなく終えてしまった。無事でよかったです」と明かす萩原は、「高台とか海に行くこともあった。屋上に行くと景色がすごかった」と笑顔を見せる場面も。

完成した作品を「姉と見た」というKōki,は「思わず声をえあげた姉がいたり。台本を読んでいても思わずドキドキしてしまう」と清水監督が描き出すホラー映画の恐ろしさを実感している様子だった。

【写真・文/編集部】

『牛首村』は2022年2月18日(金)より公開!
監督:清水崇
出演:Kōki,、萩原利久、高橋文哉、芋生悠、大谷凜香、莉子、松尾諭、堀内敬子、田中直樹、麿赤兒
配給:東映
©2022 「牛首村」製作委員会