木丸みさきのコミックエッセイ原案としたドラマ『失恋めし』の本編映像が解禁された。
本作は全10話で紡ぐおいしい失恋ドラマ。主演・広瀬アリスが演じる主人公・キミマルミキは、地元紙に“失恋めし”というマンガ連載を持ち、日々連載のネタとなる失恋エピソードを探しているイラストレーター。レギュラーキャストは、ミキがほんのり恋心を抱く近所の花屋の青年を、若手実力派俳優の井之脇海、ミキが連載する地元紙の出版社・STO企画(佐藤さんという苗字の社員ばかりが集う)の面々には、村杉蝉之介、臼田あさ美、安藤ニコが個性豊かでチャーミングなキャラクターとなって集結、近所のお弁当屋の佐藤さんを若林拓也が演じ、本作のおいしいスパイスとなっている。監督は大九明子。
今回解禁された本編映像は、広瀬アリスと門脇麦がサバの味噌煮を堪能するシーン。漫画「失恋めし」のネタ探しに出かけたミキ(広瀬アリス)は、神社で出会った失恋人・サバ子(門脇麦)を尾行することに。今回解禁されたのは、そんなサバ子が立ち寄った定食屋でサバ子の失恋エピソードが語られる1話のシーンだ。
日頃から頻繁に家に来たり旅行に一緒に出掛けていて、プロポーズされると思っていた元カレとの衝撃のエピソードを独り言のように話し始めたサバ子をよそに、ミキは黒々と光る味噌ダレに漬けられたサバに箸を伸ばす。そっと触れるだけで、ホロっと崩れる脂の乗った柔らかい身。「びっくりするくらい美味しいです」と感動するミキは、「食べませんか」とサバ子に声をかけるが、「食べたら泣いちゃいそうで」と悲しい目をするサバ子。
しかし、あまりにも美味しそうに食べるミキを見ているうちに我慢できなくなったサバ子も「一口だけ」とサバ煮を口に運ぶ。すると、柚子の香りがほんのり鼻をかすめ、口いっぱいに広がるジューシーなサバと味噌の旨味に、思わず顔が緩むサバ子。じっくりとその味を噛み締める様子は、失恋でぽっかりと穴が空いてしまった心に優しく沁みわたり、美味しさがじんわり広がっていくようなシーンとなっている。「食べ方にはこだわった」と語っている広瀬の美味しそうに頬張るシーンが散りばめられていて、見ているだけでお腹がすいてくる“飯テロ“ドラマとなっている。
本編映像
『失恋めし』(全10話)は2022年1月14日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて一挙独占配信、読売テレビにて2022年7月放送予定!
監督:大九明子
出演:広瀬アリス、井之脇海、村杉蝉之介、臼田あさ美、安藤ニコ、若林拓也
©木丸みさき・KADOKAWA/ytv