『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』の大ヒット御礼舞台挨拶が1月15日(土)に丸の内ピカデリーで行われ、松本潤、香川照之、杉咲花、西島秀俊、道枝駿佑(なにわ男子)、蒔田彩珠が登壇した。
本作は、個性豊かな弁護士たちが、99.9%逆転不可能な刑事事件に挑んでいく新感覚の痛快リーガル・エンタテインメント。日本の刑事裁判における有罪率は99.9%。一度起訴されたらほぼ有罪が確定してしまうが、残りの0.1%が確定しない限り、それは本当の意味で“事実”にたどり着いたことにはならない。本作では「0.1%」まで諦めず、事実を追求する弁護士たちの姿を描く。映画では、超型破りな弁護士・深山(松本潤)、敏腕弁護士・佐田(香川照之)、新ヒロインの新米弁護士・穂乃果(杉咲花)の元に15年前に起きた毒物ワイン事件に関する依頼が舞い込んでくる。その事件には、謎の弁護士・南雲(西島秀俊)とその娘エリ(蒔田彩珠)が関わっていた。深山たちは、事件が起きた村で出会った青年・守(道枝駿佑)の協力を得ながら、事件を徹底的に調べていくことに。しかし巧妙に仕掛けられた罠により、事実だけを追求してきたはずの深山が、まさかの冤罪を生んでしまう―。ピンチに追い込まれた深山たちは0.1%の事実にたどり着くことができるのか?
冒頭で挨拶をする道枝を見つめた松本は「今日も長いなと思って」とコメントし、「長さを強調するワイドめのパンツなんですね」とツッコミを入れるなど和気あいあいとしたムードで始まった今回の舞台挨拶。
息の合った3人のやり取りが話題の本作だが「団体芸です」という松本は「私たち3人はふざけてるだけですから。そこに今回の映画に参加してくださったおお三方が感動の方向に持って行ってくださった」と感謝の気持ちを口にする場面も。
道枝は「(自身が所属するなにわ男子の)メンバーの西畑(大吾)くんから『見たよ』と連絡が来て。Sexy Zoneの佐藤勝利くんと見に行ったと。『最高』と言ってくれたので、身近な知り合いの方からいろいろな人まで届いていると思うとありがたい。演じていて楽しかったのでまたご一緒できたら」と喜びを見せた。
“本作を一言で表すと?”という質問に「台本が跡形もない映画です。跡形はあるか」と笑いながら答えた香川は「大好きなんです、台本いじるのが。『99.9』だけですよ!」とチームワークのよさが本作の魅力を生み出していることをうかがわせた。
また、松本は「スタッフ一同が夢を乗せる映画」と答え、「キャスト陣もそうですけど、スタッフのみなさんも、この映画の内容みたいに最後まで諦めずに何がベストかを探り続ける現場」と明かした。
舞台挨拶の終盤では榮倉奈々、木村文乃、青木崇高、奥田瑛二、笑福亭鶴瓶、岸部一徳らからサプライズでビデオメッセージが寄せられ、これに松本は「すごっ!嬉しいです。ビックリしました」と笑顔を見せ、「あとでVTRください。家帰ってゆっくり飲みます、これで」と喜んでいる様子だった。
【写真・文/編集部】
『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』は全国で公開中!
監督:木村ひさし
出演:松本潤、香川照之、杉咲花、片桐仁、マギー、馬場園梓、馬場徹、映美くらら、池田貴史、岸井ゆきの、西島秀俊/道枝駿佑(なにわ男子)、蒔田彩珠/榮倉奈々、木村文乃、青木崇高/高橋克実、石橋蓮司/奥田瑛二、笑福亭鶴瓶、岸部一徳
配給:松竹
©2021『99.9-THE MOVIE』製作委員会