「バイオハザード」の原点を描く新たな映画『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』の本編映像が解禁された。

2002年に初めてスクリーンに登場、2016年に最終章を迎えた『バイオハザード:ザ・ファイナル』までのシリーズ全6作の全世界興収は1200億円を突破。そして2022年、「バイオハザード」の原点となる新たな映画が公開される。巨大複合企業<アンブレラ社>の拠点があるラクーンシティ。この街の孤児院で育った主人公クレア・レッドフィールド(カヤ・スコデラリオ)は、<アンブレラ社>がある事故を起こしたことで、街に異変が起きていると警告する不可解なメッセージを受け取り、ラクーンシティへと戻ってきた。ラクーン市警( R.P.D )の兄クリス・レッドフィールド(ロビー・アメル)はクレアの言うことをありえない陰謀論とあしらうが、やがて2人は街中を彷徨う住民たちの変わり果てた姿を目の当たりにする。次々と襲い掛かってくる住民たち。そんな中、2人は<アン ブレラ社>が秘密裏に人体実験を行ってきたことを知るが……。

「かゆい うま」とは、ゾンビになっていく研究員が飼育員日誌に書き起こしたメッセージで、「バイオハザード」のゲーム内でかなり話題となっている場面。今回解禁された映像は、ラクーンシティにある兄クリスの家に到着したクレアが、髪が抜け落ちた女性が血に染まった指で「ITCHY TASTY(かゆい うま)」とドアの窓に書く姿に驚愕するというシーン。

クレアはその異様な光景に動けなくなるが、突然大きな音で我に返る。おそるおそる音がしたダイニングテーブルの下を覗き込むと少年がうずくまっていた。優しく声をかけるクレア。その時、髪が抜け落ちた女性が血に染まったガラスを突き破り侵入してきたのだった。果たしてクレアは無事に逃げることはできるのか?

監督・脚本を担当したヨハネス・ロバーツが、ロケのセット、衣装、そしてキャラクターたちのディテールへ払った敬意と目配りは、製作のあらゆる面にまで及んでいる。「バイオハザード」のゲームファンに見つけてもらうために、何十ものイースターエッグを作中にちりばめた。「どのフレームにも何かしらあるよ」と話す監督は「僕もゲームファンの1人だから、自分のためにやったことなんだ。だから映画の背景には、ゲームへの敬意を表すものがたくさん隠されているよ」と明かしている。

本編映像

『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』は2022年1月28日(金)より全国で公開!
脚本・監督:ヨハネス・ロバーツ
出演:カヤ・スコデラリオ、ハナ・ジョン=カーメン、ロビー・アメル、トム・ホッパー、アヴァン・ジョーギア、ナル・ローグ、ニール・マクドノー