アガサ・クリスティの傑作ミステリーを映画化した『ナイル殺人事件』のキャラクターポスタービジュアルが解禁された。

“ミステリーの女王”の異名を持つアガサ・クリスティが生涯を通して書き続け、今なお全世界で愛される“名探偵ポアロ”シリーズ。時代を超越した人気シリーズの中でも、アガサ自身が“旅行物のミステリーで史上最高傑作”と称する原作「ナイルに死す」をケネス・ブラナーが監督・主演を務め映画化。共演は、『ワンダーウーマン』(17)で一躍時の人となったガル・ガドットや、『ローン・レンジャー』(13)、『君の名前で僕を呼んで』(17)のアーミー・ハマー、そして製作総指揮にはリドリー・スコットがあたるなど、ハリウッドを代表する豪華なキャスト・スタッフ陣が集結した。

今回、本作の鍵を握る重要人物たちのキャラクターポスタービジュアルが解禁された。舞台は神秘の国エジプトのナイル川を往く豪華客船。数々の難事件を解決してきた世界一の名探偵ポアロは、豪華客船で起きる密室殺人事件に挑む。公開されたビジュアルには、名探偵ポアロと物語のカギを握る人物たちが描かれる。まずは本作の主人公である“世界一の名探偵”ポアロ(ケネス・ブラナー/中央上)。トレードマークの独特な口ヒゲはそのままに、彼の眼光はいつになく険しい。明晰な頭脳と鋭い洞察力を持ち、数々の難事件を解決してきたが、ポアロ自身が今回の難事件について「多くの事件を解決してきたが、これは私の人生を変えた」と語っている通り、本作の事件が彼の今後に大きな影響を与えることに疑いはない。続いて、“美しき花嫁”リネット(ガル・ガドット/左上)。

彼女は莫大な資産を相続した大富豪の娘で、夫サイモンとクルーズ船の新婚旅行に訪れる。その美貌と巨万の富から、多くの意味で人目を惹く存在であったリネットは、ある晩何者かに殺されてしまい、第一の殺人事件の被害者となる。そしてリネットの親友でサイモンの元婚約者の“謎めいた恋人”ジャクリーン(エマ・マッキー/中央下)。親友に婚約者を奪われた彼女からは、嫉妬とも妬みともとれる複雑な表情がみてとれる。真っ先に犯人と疑われてもおかしくないはずだが、彼女には決定的なアリバイがあった…。

このほかにポアロの盟友で『オリエント急行殺人事件』に続き出演する“探偵の友人”ブーク(トム・ベイトマン/右下)、名高き画家でありブークの“過保護な母親”ユーフェミア(アネット・ベニング/右上)、結婚式でパフォーマンスするために雇われた華麗なるシンガーサロメの姪で“敏腕マネージャー”ロザリー(レティーシャ・ライト/左下)も描かれている。果たしてこの中にリネットを殺害した真犯人はいるのか?

ほかにも2人の結婚を祝うためクルーズ船に乗り込むのは、リネットの財産管理人アンドリュー(アリ・ファザル)、リネットのメイドで自身も上流階級の仲間入りをしたいと強く願うルイーズ(ローズ・レスリー)、リネットの友人として結婚式に出席する医師ドクター・ウィンドルシャム(ラッセル・ブランド)、そしてリネットの名付け親であり後見人でもあるスカイラー(ジェニファー・ソーンダース)、スカイラーの看護師で株の大暴落で資産を失った過去を持つバワーズ(ドーン・フレンチ)。それぞれにリネット殺害の動機があり、誰が過ちを犯してもおかしくはない危うさを持つ。愛と嫉妬が絡み合う三角関係は、11人の容疑者たちの欲望を載せてさらに激しく絡み合う。この難解な謎解きを、世界で最も有名な探偵は、如何に紐解いていくのだろうか?

『ナイル殺人事件』は2022年2月25日(金)より全国で公開!
監督:ケネス・ブラナー
出演:ケネス・ブラナー、ガル・ガドット、アーミー・ハマー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©2022 20th Century Studios. All rights reserved