「銭湯図解」著者・塩谷歩波の人生を原案とするドラマ『湯あがりスケッチ』のティザー映像が解禁され、併せて各エピソードに出演するゲストキャストが解禁された。
“銭湯ブーム”の火付け役となった「銭湯図解」の作者・塩谷歩波の人生を原案として生まれるドラマ『湯あがりスケッチ』は、「銭湯図解」がきっかけで、ちょっと可笑しくも愛らしい人々との出会いが生まれていくストーリー。全8話で構成される本作は、主人公の穂波(小川紗良)が訪れる銭湯で出会った人物を、そのエピソードの鍵として描いていきます。毎話ごとに今も実際に営業している都内の銭湯と、それぞれのエピソードの鍵となる8人の女性が登場し、物語を盛り上げる。
全8話で構成される本作は、毎話ごとに実在する都内の銭湯と、それぞれのエピソードの軸となる8人の女性が登場し、物語を彩る。銭湯というどこか懐かしい場所を舞台に描かれるのは、それぞれ悩みやしがらみを抱えながらも、日々を生きる女性たち。
今回、各エピソードの軸となる女性たちを演じるのはキャスト陣が発表された。穂波が銭湯の魅力に浸かるきっかけとなった友人・佐伯朋花役に昨年TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞し、さらなる活躍が期待される伊藤万理華。穂波に書籍の出版を提案する編集者新浪灯子役は、数々の映画やドラマに出演する成海璃子が演じる。さらに安達祐実、臼田あさ美、室井滋、夏子、中田青渚といった多彩なキャストが出演。彼女たちを通して写し出される普遍的な悩みや心情には、誰もが思わず共感してしまうこと間違いない。また、本作の主題歌に、スリーピースオルタナティブロックバンド羊文学の「あいまいでいいよ」が決定した。
伊藤万理華(1話・5話・8話出演)コメント
――出演が決定した際の気持ち
(主演の)小川さんにはいつか会える気がしていたので、今回親友として参加できたことは運命だなと思いました!顔合わせのときに、ふたり川沿いを散歩したのが思い出深いです。
――本作で注目してほしいポイント
妥協の一切ない銭湯のシーンはもちろん、(主人公の)穂波と夕日の中歩くところが本当に、美しい時間でした。
――演じた「佐伯朋花」のキャラクター
決断が早いけど、その先でゆらゆら揺れながら、自分のベストを探し続ける女の子です。考えるよりもまず行動するところが自分にそっくりだと思いました。
――ドラマを観る人へのメッセージ
湯気と水面の煌めきと、キャストスタッフの皆さんのムードがきっと伝わると思います。心をじんわり温めてほしいです。
安達祐実(2話出演)コメント
――出演が決定した際の気持ち
中川監督とは約1年前『息をひそめて』でご一緒させていただき、今回が2度目のお仕事です。是非またご一緒したいと思っておりましたので、とても嬉しかったです。
――本作で注目してほしいポイント
それぞれの銭湯に物語があり、そこに集う人達にもそれぞれの人生がある。そんな場所や人々を通して「生きていくということ」を感じていただけたらと思います。
――演じる「長峰静音」のキャラクター
私が演じている静音は、なんだか一周まわった感じのする人だなぁと思いました。寂しいとか悲しいとか幸せとか楽しいとか、そういうものをひと通り経験して、今はとてもフラットな状態なんだと思います。そして、それを受け入れてワクワクしている人です。
――ドラマを観る人へのメッセージ
日常の風景の中にドラマがあって、特別じゃない日々も少しキラキラしているものかもしれない。朝露みたいに瑞々しくて、優しい眩しさに触れていただければと思います。
臼田あさ美(3話出演)コメント
――出演が決定した際の気持ち
中川監督をはじめ、主演の小川さん、共演させて頂いた方々、初めましての方ばかりでしたので、短い撮影期間でどうなるのかな~とドギマギしていました。
――本作で注目してほしいポイント
ここに注目!というよりは、どんな時間も日常の中にあるというのを感じて頂けたらと思います。
――演じた「吉川里穂」のキャラクター
強い個性があるわけではないけれど、自分の感性に正直に向き合って生きている人だと演じながら思いました。
――ドラマを観る人へのメッセージ
肩の力をぬいて、銭湯の湯に浸かるような気持ちで見ていただけたら、と思います。
室井滋(4話出演)コメント
――出演が決定した際の気持ち
私はほぼ毎日銭湯へ通っています。自宅にはかなり大きなお風呂があるのですが、とにかく大好きなものでして!ひょっとして出演オファーがあったのはそんな私の行動をどなたかに目撃されていたから!?……なんてドキドキしました。
――本作で注目してほしいポイント
どのエピソードも銭湯ならではの人情味あふれるドラマです。日本人のステキな生活様式を再認識していただき、皆様もご一緒に銭湯へLet’s go!
――演じる「和泉佐和子」のキャラクター
いるいる、こんなオバサンという人物です。いや、もしかしたら私自身もいつの間にかこうなってるかも。今回は自分の銭湯スタイルを再現したような衣装、髪型、持道具になってま~す。
――ドラマを観る人へのメッセージ
今の殺伐とした世の中では銭湯が心身のオアシスだと思います。そのことを優しく紡いでいる本作が、皆様の心のオアシスになりますように。
夏子(5話出演)コメント
――出演が決定した際の気持ち
一番に、念願であった中川組に参加できる!という喜びがありました。それから台本を頂き、キャラクターの魅力や本の面白さに心躍ったのを覚えています。
――本作で注目してほしいポイント
今まで経験したことのないアプローチで撮影が進んでいき、役として存在することを試されているような、演者として身が引き締まる撮影でした。一方で、現場の雰囲気はもの凄く和気藹々としていました。そのふたつのギャップが、作品の空気として画面にどう映っているのかに注目して頂けたらと思います。
――演じる「薫子」のキャラクター
穂波、朋花との仲良し3人組の中で薫子は一足先に結婚するなど計画的に自分のキャリアを設計するキャラクターです。他の2人とは違った20代後半、等身大の悩みを抱えた女性です。
――ドラマを観る人へのメッセージ
仕事、恋愛、友情、人生…。主人公が生活して、成長していく過程で沢山の人と出会います。人と人との交流が丁寧に描かれた優しいドラマです。是非、ご覧になってホッと息をついて頂けたらと思います。
中田青渚(6話出演)コメント
――出演が決定した際の気持ち
銭湯にあまり行ったことがないのですがすごく興味があったので嬉しかったです。リコというキャラクターも、台本を読んでみて勢いがあると感じ、とても好きになりました。
――本作で注目してほしいポイント
ワンカットで撮影する、アドリブも多いという現場が初めてだったので、ついていくのに必死でした。でも、必死だったからこそとてもエネルギーの溢れる映像になっていると思うので、特にリコの登場シーンに注目してほしいです。
――演じる「魚住リコ」のキャラクター
急に現れて去っていく、台風や⻯巻のようなキャラクターです。
――ドラマを観る人へのメッセージ
とても温もりのある作品になっていると思います。この作品をきっかけに銭湯にも興味を持っていただけると嬉しいです。
成海璃子(1話・7話・8話出演)コメント
――演じた「新浪灯子」のキャラクター
自分だけの世界をとても大切にしている文学好きの編集者の女性です。彼女のセリフには共感できる部分がとても多く、繊細に表現できればと思いました。
――ドラマを観る人へのメッセージ
撮影現場でディスカッションをして台詞や動きを変えていったり、とても自由度の高い現場でした。脚本に書かれているものから現場でどんどん変化していったので、どんな仕上がりになっているのか私自身も楽しみにしています。
ティザー映像
『湯あがりスケッチ』(全8話)は2022年2月3日(木)より毎週木曜日22時よりひかりTVで独占配信!
監督・脚本:中川龍太郎
出演:小川紗良、森崎ウィン、新谷ゆづみ/村上淳、伊藤万理華、安達祐実、臼田あさ美、室井滋、夏子、中田青渚、成海璃子