『嘘喰い』の学生限定試写会が2月1日(火)に都内で行われ、横浜流星、佐野勇斗がサプライズで登壇した。

迫稔雄作のシリーズ累計880万部突破のギャンブル漫画「嘘喰い」。2006年から2017年まで集英社ヤングジャンプで連載されコミックスは49巻まで発売された伝説の漫画を映画化した本作。監督は、1998年公開の映画『リング』が社会現象になりジャパニーズホラーの名手・中田秀夫。近年も『スマホを落としただけなのに』(2018)、『事故物件 怖い間取り』(2020)と緊張感MAXの恐怖体験を送り出している。通称「嘘喰い」と呼ばれる天才ギャンブラー主人公・斑目貘を演じるのは横浜流星。横浜演じる天才ギャンブラー・貘に偶然出会い、人生が一変する青年・梶隆臣を佐野勇斗が演じる。

イベントでは冒頭で横浜と佐野がスクリーン上で観客に挨拶。「やり残したことは?」という横浜のふりに「どうしてもやりたかったことがありまして」と答えた佐野。2人がカメラとともに廊下を歩き、扉をくぐると観客が待つ会場へ。思わぬサプライズに泣き出すファンもいるなど大興奮。この様子を見た横浜は「サプライズは成功したかな?」と嬉しそうに笑顔を見せた。

劇中では横浜演じる貘との関係性を「一言で言えばバディ」と答えた佐野は、貘の魅力を聞かれると「貘の魅力プラス横浜流星くんの魅力でもあるんですけどカリスマ性ですね。オーラありません?目つぶっても分かるでしょ」と横浜のたたずまいについて佐野は大絶賛した。

作品の内容にちなんで“もし大金を手にしたら?”という質問に「半分あげるから半分貯金する」と現実的な答えを提案した横浜。一方で佐野は「一緒に使いましょうよ(笑)」と笑いながら、ゲームが苦手だという横浜に「得意なゲーム探したい」と2人でゲームを買うことを提案。「ゲームだけ流星くんに勝てる」と自信満々の佐野だが「ずっと空手に打ち込んできたので…。(ゲームを)極めたら勝ちます」と答えると、佐野は「極める力ありますからね」と早くも負けを認めるような発言をし、会場を沸かせた。

さらにイベントでは事前に集められた観客からの質問に2人が回答。“横浜のキュンとしたポイントは?”という質問に「一緒にうなぎを食べたんです」という佐野。横浜が一度席を外した後に「ご飯を食べ終えて、お会計しようとしたら『いただいています』って」と支払っている姿を見せない横浜に“キュン”としたことを明かした。

また、“興味があるものはたくさんあるけど挑戦する勇気がない”という悩みに「興味があることが素晴らしい」という横浜は「後悔をしてほしくない。人生一度きりだしね。失敗していいんだよ。たくさん失敗して、成長して、成功の道を切り開けることを僕は祈っています」とエールを送ると、「ありがとうございます。いつも流星くんに救われています」という質問者に「その言葉に僕も救われました。一歩踏み出せば輝く未来が待っているから」と笑顔を見せた。

続けて“続編を作るとしたらやってみたいことは?”という質問に「大富豪」と即答した佐野。これに会場からは静かな笑いが起き「まあ…楽しいね。強いんだ(笑)」とコメントした横浜。一方で横浜は原作にも登場する「エア・ポーカー。今ちょうど水中のスペシャリスト(の役を)やってるんで、活かすことができる」と答え、さらに「水中で空気をかけてポーカーするっていう発想力がすごくない?映像にしたら今までに見たことがない表現ができるんじゃないかな」と想像を膨らませた。

【写真・文/編集部】

『嘘喰い』は2022年2月11日(金)より全国で公開!
監督:中田秀夫
出演:横浜流星、佐野勇斗、白石麻衣、本郷奏多、櫻井海音、村上弘明、三浦翔平
配給:ワーナー・ブラザース映画
©迫稔雄/集英社 ©2022映画「嘘喰い」製作委員会