自分が死ぬ日を知っている男の人生を描く森田剛主演映画『DEATH DAYS』が3月12日(土)より全国で順次公開されることが決定した。
俳優・森田剛が立ち上げた事務所「MOSS」の第一弾コンテンツとして、株式会社ギークピクチュアズが制作した映画『DEATH DAYS』(2021年12月29日(水)~31日(金)にかけてYouTube上で公開/全3話)が、劇場版への再編集を経て、3月12日(土)より公開されることが決定した。らに、森田の芝居にかける想いと素の無邪気な表情に迫った完全未公開のドキュメンタリー映像『生まれゆく日々』も同時上映される。
『DEATH DAYS』は、『そうして私たちはプールに金魚を、』でサンダンス国際映画祭ショートフィルム部門の日本人初グランプリを受賞した長久允が監督を、公開中の映画『前科者』でも複雑な役どころを見事に演じた森田剛が主演を務め、石橋静河、前原滉ら注目の若手俳優陣が脇を固めた注目の短編映画。物語は、生まれたときから自分が死ぬ日(デスデイ)を知りながらもそれが何歳のデスデイであるかが分からないという世界を舞台に、人々が様々な感情を抱えながら生きていく姿を描く。森田は、友人や恋人との関わり合いの中でデスデイに向き合っていく20歳から40歳までの主人公を一人で演じた。
今回劇場にて同時上映が決定したドキュメンタリー映像『生まれゆく日々』では、森田剛を「剛さん」と呼ぶ親しみのこもったナレーションとともに『DEATH DAYS』の撮影の裏側を映し出す。映像には、森田が時折覗かせる無邪気な笑顔や素の表情、意外にも初挑戦という振付のない自由奔放なダンスを披露する姿はもちろん、劇中で披露する楽曲をエネルギッシュに歌い上げるシーンやレコーデング風景、さらには出演者陣が決して容易ではない本作のテーマに向き合う姿を臨場感たっぷりに収められている。
印象的なのは、打合せや撮影の合間、部屋の隅で静かに考え事をするように一人たたずむ森田の姿。撮影初日から物語後半の重要なシーンを撮影するというスケジュールにも関わらず、心身共に傷だらけの主人公の感情を見事に表現しきった森田の、画面から溢れ出さんばかりの芝居にかける想いを余すことなく映し出す。
森田剛 コメント
デスデイズ、撮影中、みんなで思いきり生きた!
そして、物凄く疲れた。
生きるのって、苦しくて、大変だけど、やっぱり素晴らしいと思った。
作品とそれが出来あがるまでのドキュメンタリーを同時にお楽しみ下さい!!!
大根仁(映像ディレクター)応援コメント
自ら首輪を噛みちぎり、野に放たれた表現モンスター・森田剛。ヤツが日本エンタメ界で絶滅の危機に瀕しているピカレスク・ヒーローを演じられる稀有な俳優であることを、『DEATH DAYS』は証明している。もっともっと暴れろ森田剛!!
短編映画『DEATH DAYS』『生まれゆく日々』は2022年3月12日(土)よりシネクイントほか全国で順次公開!