キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
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映画『ナショナル・トレジャー』がディズニープラスオリジナルとしてドラマ化されることを発表され、キャサリン・ゼタ=ジョーンズがレギュラー出演することが発表された。

『ナショナル・トレジャー』(原題)は、全10話から構成され、リゼット・アレクシス演じる主人公ジェスが、自身の家族に関する真実を明らかにし、失われたパン・アメリカンの秘宝を取り戻すため、仲間たちとともに冒険を繰り広げる。

ゼタ=ジョーンズが演じるのは、闇市場の古物商専門家とトレジャーハンターで、自らの掟に従って生きる悪徳億万長者ビリー。無一文の孤児から、抜け目のないスタイリッシュなビジネスウーマン、冒険家へと変身を遂げる。欲しいものは必ず手に入れるビリーは、パン・アメリカンの秘宝を手に入れようと試みる。この秘宝は、彼女にとってお金以上のもっと深く、大きな意味のあるものだった―。

キャサリン・ゼタ=ジョーンズは、映画から舞台まで幅広い才能を発揮し、数々の賞を受賞している演技派女優。アントニオ・バンデラス、アンソニー・ホプキンスと共演したアクション・アドベンチャー映画『マスク・オブ・ゾロ』で知られ、ショーン・コネリーと共演した『エントラップメント』では世界中の観客を魅了した。映画『シカゴ』では、スキャンダラスなヴェルマ・ケリーを演じ、アカデミー賞主演女優賞を受賞。また、ゴールデン・グローブ賞にもノイミネートされ、批評家協会賞、映画俳優組合賞、BAFTA賞の助演女優賞も受賞している。スティーブン・ソンドハムの『A Little Night Music』のデシレ・アームフェルト役でブロードウェイデビューし、高い評価を受け、トニー賞ミュージカル部門主演女優賞を受賞した。

その他にも、スティーブン・ソダーバーグ監督の『オーシャンズ12』、『サイド・エフェクト』、『トラフィック』などに出演し、麻薬王の妻役でゴールデン・グローブ賞にノミネートされるなど、活躍の場を広げている。また、スティーブン・スピルバーグ監督の『ターミナル』ではトム・ハンクスと、コーエン兄弟監督のダークコメディ『ディボース・ショー』ではジョージ・クルーニーと共演。最近では、悪名高い麻薬王グリセルダ・ブランコの実話を基にしたテレビ映画『コカイン・ゴッドマザー』に出演して注目を集めた。

製作総指揮には、映画版を手がけたジェリー・ブラッカイマーと脚本家のコーマック・ウィバーリーとマリアンヌ・ウィバーリーが名を連ねる。また、ジョン・タートルトーブもエグゼクティブプロデューサーとして参加。監督は、『モンスーン・ウェディング』『ミッシング・ポイント』などのインド出身の監督、ミーラー・ナーイルが務める。

『ナショナル・トレジャー』(原題)は、ディズニー・テレビジョン・スタジオの一部であるABCシグネチャーによって制作。制作は今月から開始される予定。