古屋呂敏初の写真展『reflection』が2月18日(金)より開催されるのに先立ち、17日(木)に取材会が行われ、古屋呂敏、川床明日香、菊池日菜子が登壇した。
モデルとしてデビューし、俳優として昨年放送された「仮面ライダーセイバー」にてストリウス役を好演し、現在、日本テレビ系ドラマ「逃亡医F」にてレギュラー出演中の古屋呂敏。カメラマンとしては「ROBIN FURUYA」名義で数多くの役者やアーティスト、そしてファッションブランドの撮影を担当してきた。そんな古屋初の写真展『reflection』が2月18日(金)から20日(日)まで渋谷ギャラリー ルデコにて開催される。
元二コラ専属モデルで、サカナクション『SAKANAQUARIUM アダプトツアー』に出演し、話題を集めた川床明日香と、昨年末に開催された『第30回全日本高等学校女子サッカー選手権大会』の初代応援マネージャーを務め、映画『私はいったい、何と闘っているのか』に出演した菊池日菜子をモデルに迎え、冬の西湖(山梨県)で撮影。そのほか西湖の水面などの美しい風景写真も展示される。
今回、初の写真展開催にあたって「心赴くままに撮影をしてみたいと思って、自分の思いを表現させてもらいました」とコンセプトを語る古屋。モデルとして、川床と菊池の2人を起用しており、古屋は「素敵なお2人に撮影に協力していただいて楽しかった」と振り返った。
一方で、西湖での撮影に「とにかく寒くて(笑)」と笑う川床と菊池。しかし、撮影自体は「撮ってもらう側の視点が分かる信頼感があった」と自身も役者やモデルとして活動する古屋の“カメラマン”としての姿に新鮮味もあった様子だった。
菊池も「(撮影中に)見せてくれる写真が、(寒さを)超えるくらいの感動秋上がりを楽しみにしながらワクワクしながら撮影してた」と楽しみながら撮影に臨んだことを明かした。その川床と菊池をモデルとして起用した理由については「光るお2人だと指名させていただいて。クリエイティブに対してトライしてくださるのが楽しかったですし、やりやすかったです」と振り返った古屋。
撮影ができた時間が短かったというが、その理由としては「夕暮れ前の一番いい時間に」と写真にも写し出されている美しい時間帯を狙ったことを明かしつつ、アミューズの本社のそばにある西湖をベースに撮影されたことから「あとは本社が遠かった(笑)」と笑いながら答えた。
昨年は「仮面ライダーセイバー」に仮面ライダーストリウスとして出演した古屋だが「作品で一年を通して向き合えるのは少ないので、その機会をいただけたのはうれしかった」と振り返り、さらにその展開については「衝撃でした」と当時の心境を明かしつつ、“変身”については「うれしかったです、なかなか言える人は少ないですし、貴重な経験をした。ラスボスなので一回しか言ってないんです。その一回に心を込めて言いました」と明かした。
最後に古屋は「入口に鏡を置いています。鏡は一番分かりやすく自分が反射するものです。僕は人から反射するものを受けて自分を見たりするので、この写真を見た後でもう一度自分を見てもらって、心の変化があればうれしいです」とメッセージを送った。
【写真・文/編集部】
古屋呂敏 写真展『reflection』
会場:ギャラリー ルデコ B1(東京都渋谷区渋谷3丁目16-3 髙桑ビルB1F)
入場料:無料
開催期間:2021年2月18日(金)~2月20日(日)
開催時間:11:00~19:00(※最終日20日(日)は17時終了)