ある男の“極秘ミッション”を巡る空想特撮エンターテイメント『大怪獣のあとしまつ』のメイキング映像が解禁された。

暴れ狂う大怪獣に逃げ惑う人々。突如、ヒーローが現れて世界を救う――。それは、子供の頃に誰もが憧れた、特撮映画でお決まりの展開。しかし、倒された怪獣の死体処理は、果たしてどうなっていたのか…。そんな「誰もが知る“巨大怪獣”の、誰も知らない“死んだ後”の物語」を史上初めて描いた本作。主演にはHey! Say! JUMPの山田涼介、ヒロインに土屋太鳳を迎え、さらに監督・脚本をドラマ「時効警察」シリーズなどで知られる三木聡が務めるなど誰も見たことのない大型プロジェクトにふさわしいキャスト・スタッフが集結した。

今回解禁された映像には怪獣処理の指揮権が突如特務隊から国防軍にうつりミッションから外された帯刀アラタ(山田涼介)が国防軍だらけのZビレッジに乗り込み、銃を向けられ包囲されているシーンや、元・特務隊員で環境大臣秘書官の雨音ユキノ(土屋太鳳)がダムを爆破・大量の水を放流することで怪獣を移動させるというミッションを見守る様子を収録した映像など盛り沢山!緊張感ある現場での雰囲気が感じとれる。

さらに、先日の公開初日舞台挨拶で山田本人が「重くて大変だった」と明かしていた製鉄所に特別に発注して制作したロケットランチャー型の“穿孔爆弾”を背負っている姿も。山田演じるアラタが“巨大怪獣の死体をよじ登るシーン”では傾斜45度の怪獣の表皮を匍匐前進し、さらにロケットランチャーを背負いながら走って勢いよく飛び降りるというかなりハードな撮影裏も公開。14回もカットを重ねたという“巨大怪獣の上から落下するシーン”のグリーンバックでの撮影風景も。全身に負担がかかるシーンの連続だが過酷な撮影の中でも集中力を切らさず幾度となく食らいついていく山田の身体能力の高さとプロ根性が見える貴重な映像となっている。

三木組常連のオダギリジョー(青島涼/ブルース)が三木聡監督と何やら楽しげに談笑している姿や、爆破のエキスパートであるブルースに怪獣処理に協力してほしいと要請しに来たアラタの顔をブルースが殴る洗礼を受けるシーンまで余すことなく公開。西田敏行(内閣総理大臣・西大立目完役)と、濱田岳(総理秘書官)コンビは密談シーンが多いため至近距離での撮影が多く、そのため「岳ちゃんの倍くらいある!やだ、顔でか~い」と嘆く西田に「そんなことはないです(笑)」とすかさずフォローする濱田の仲睦まじい姿も収められている。映像のラストは「この映画はどの世代の方にも見ていただける楽しい楽しいエンタメの映画になるんじゃないかなと思っておりますので、楽しんでください」と山田のコメントで締めくくられている。

メイキング映像

『大怪獣のあとしまつ』は全国で公開中!
監督・脚本:三木聡
出演:山田涼介、土屋太鳳、濱田岳、眞島秀和、ふせえり、六角精児、矢柴俊博、有薗芳記、SUMIRE、笠兼三、MEGUMI、岩松了、田中要次、銀粉蝶、嶋田久作、笹野高史、菊地凛子、二階堂ふみ、染谷将太、松重豊、オダギリジョー、西田敏行
製作:松竹、東映
©2022「大怪獣のあとしまつ」製作委員会