辻村深月による累計125万部突破の大ベストセラー『かがみの孤城』が劇場アニメ化されることが決定した。

原作は、本屋大賞15年間の歴史の中で歴代最多得票数を獲得し1位となった他、「王様のブランチブック大賞2017」や「ダ・ヴィンチBOOK OF THE YEAR2017」など9冠を獲得し、 TV・新聞ほか各メディアでも大絶賛の話題作。2019年にコミカライズ、オーディオブック化、2020年には舞台化されるなど様々なコンテンツでメディアミックスされ注目を集め続けている。大人も子どもも夢中になるファンタジーミステリーとして幅広い世代から熱い支持を集め、累計発行部数は今年に入り、125万部を突破。そんな多くの人から愛される本作が、満を持しての劇場アニメ化される。

原作者の辻村深月は、2004年『冷たい校舎の時は止まる』でデビュー。映画化もされた『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、『鍵のない夢を見る』では第147回直木賞を受賞。その他、日本アカデミー賞を含め多数の賞を受賞した『朝が来る』や、今年の5月に劇場公開となる『ハケンアニメ!』など数々の作品が映画化されている。その他『凍りのくじら』 『ぼくのメジャースプーン』 『スロウハイツの神様』 『島はぼくらと』など話題作を多数世に送り出し、その幅広い作風と繊細な心情描写で多くの読者から支持を集めている。

主人公は、学校での居場所をなくし家に閉じこもっていた中学生・こころ。ある日突然、部屋の鏡が光り始め、吸い込まれるように鏡をくぐり抜けると、その先にあったのは城のような不思議な建物。そこには、こころと似た境遇の7人が集められていた。城の中には秘密の「鍵」が隠されており、その鍵を見つけた者は、何でも願いが叶うという―。なぜこの7人が集められたのか。鍵はいったいどこにあるのか。すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる―。

『かがみの孤城』は2022年冬に全国で公開!
©2022「かがみの孤城」製作委員会