アガサ・クリスティの傑作ミステリーを映画化した『ナイル殺人事件』の本編映像が解禁された。
“ミステリーの女王”の異名を持つアガサ・クリスティが生涯を通して書き続け、今なお全世界で愛される“名探偵ポアロ”シリーズ。時代を超越した人気シリーズの中でも、アガサ自身が“旅行物のミステリーで史上最高傑作”と称する原作「ナイルに死す」をケネス・ブラナーが監督・主演を務め映画化。共演は、『ワンダーウーマン』(17)で一躍時の人となったガル・ガドットや、『ローン・レンジャー』(13)、『君の名前で僕を呼んで』(17)のアーミー・ハマー、そして製作総指揮にはリドリー・スコットがあたるなど、ハリウッドを代表する豪華なキャスト・スタッフ陣が集結した。
今回解禁された本編映像は、前作『オリエント急行殺人事件』(17)に引き続き登場するポアロの友人ブークが、大富豪の娘リネットを殺害した“怪しい容疑者たち”を紹介するシーン。映像では、情報通のブーク(トム・ベイトマン)がリネットを取り巻く複雑な人間関係をポアロに紹介する姿が描かれる。全員がリネットを殺害する動機を持つ容疑者たちだ。リネットにプロポーズをしたが、マスコミ発表の直前に他の男に奪われてしまったウィンドルシャム(ラッセル・ブランド)。
リネットの名付け親で後見人でもあるが、富を軽蔑しているスカイラー(ジェニファー・ソーンダース)。スカイラーの看護師で株の大暴落で資産を失った過去を持つからこそお金には目がない看護師バワーズ(ドーン・フレンチ)。リネットのメイドで自身も上流階級の仲間入りをしたいと強く願っているルイーズ(ローズ・レスリー)。リネットのいとこで財産管理人だが、いかにも腹黒そうなアンドリュー(アリ・ファザル)。リネットの同級生で唯一の友人ロザリー(レティーシャ・ライト)。
姪のロザリーがマネージャーを務める歌手サロメ・オッタボーン(ソフィー・オコネドー)。そして、ブークもまたリネットの知人として過保護な母親ユーフェミア(アネット・ベニング)と共にクルーズ船に乗り込んでいる。怪しい容疑者の不可解な素性が明かされたが、監督と主演を務めたケネス・ブラナーは「愛するのは誰か、憎むのは誰か、情熱を捧げるのは誰かといったことを観る人にも考えてもらいたいんだ。」と、“愛”をテーマに描いた本作に込めたメッセージを寄せた。美しきリネットを殺害した真犯人とは一体誰なのか?そしてこの謎に隠された衝撃の真相とは?愛と嫉妬と欲望が渦巻く難解事件に世界一の名探偵ポアロが挑む。
本編映像
『ナイル殺人事件』は全国で公開中!
監督:ケネス・ブラナー
出演:ケネス・ブラナー、ガル・ガドット、アーミー・ハマー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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