映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のTVスポットに松坂桃李の出演が決定、併せてコメント映像が解禁された。
サスペンスの要素が色濃く、クリストファー・ノーラン監督作『ダークナイト』シリーズや『ジョーカー』を彷彿とさせるような世界観に包まれており、知能犯リドラーが社会に蔓延した<嘘>を暴いていく本作。最後の標的は、若き日の青年ブルースバットマン。彼の<嘘>も暴かれ、人間の本性がむき出しになっていく姿を描き、まだバットマンになろうとする姿をミステリアスかつエモーショナルに展開されていく。ブルース・ウェイン役はロバート・パティンソン。未熟で善悪に揺らぎ苦悶する人間味のあるバットマンを彼がどう演じるのか。今回のブルースは両親殺害の復讐を誓った探偵という設定で、緊迫感続く予測不可能な展開に注目が集まる。
今回、俳優・松坂桃李が、主人公ブルースの姿に重ね合わせられ、本作のテレビスポットへの出演が決定、バットマン好きでもあったという松坂が鑑賞後に興奮冷めやらぬ様子で語るメッセージ映像も解禁された。
映画を見終えて「ものすごい見応えがありました、すごいものを見たなと。本当に圧倒されました!」と第一声。さらに「バットマンというよりかはブルース本人の物語が多かったです。ブルースと一緒に選択を迫られている感じがしましたね。ブルースと一緒に謎を解き明かしながら進んでいき、物語が進むと同時に選択も迫られて、緊張の糸が張り巡らされていた感じが堪らなかったです。息をのむってこういうことだな!と感じました」と″謎解きサスペンスアクション”である本作について、ブルースと一緒に謎を解き選択を迫られる緊張感やスリリングなストーリー展開への没入感に熱がこもる。
マスクをしたままでのロバート・パティンソン演じるバットマンの瞳のお芝居が印象的だったようで「瞳の中で見せる彼の感情の揺らぎや数少ない台詞の中に込められた秘めたるものの表現に刺激を受けた」と同じ役者としてマスクで顔が半分隠れている中でも伝わってくるエモーショナルな演技に同じ役者として共鳴した。
また、今回描かれるバットマン2年目の姿は「未熟さゆえ、より身近なバットマンに感じました。2年という月日が浅い中で、経験や悩みや葛藤を踏まえて(徐々に)“バットマン”になっていく。そういう成長過程を存分に味わうことができて、とても人間味が溢れていました」と振り返った。今までに描かれたことのなかった人間味やエモーショナルなバットマンを目撃した熱いコメントに期待が高まる映像となっている。
松坂桃李 コメント映像
また、一足先に本作を干渉した日本の映画監督からも絶賛レビューが集まっており、『るろうに剣心』シリーズの大友啓史監督は「完璧。マット・リーブス監督の緻密で鮮烈な世界観と、未熟で繊細なバットマン=ロバート・パティンソンの新たな魅力。世界中で、同時進行で起きている“光と闇の物語”をすべて引き受ける強靭な覚悟が垣間見える。ノーラン版トリロジーを超える伝説の始まりか」と絶賛のコメントを寄せる。
『キャラクター』などの永井聡監督は「狂気と暴⼒が渦巻くゴッサムシティ。緻密に計算されたアートディレクションによって、荒廃的でありながらも美しく感じた。決して住みたくはないが、ちょっと⾏ってみたくなる。映像、⾳響、全てが凄まじく、映画館で観ることによって危険な観光を体感できる。これは絶対に⼤きなスクリーンで観るべき作品。友⼈と⾏っても楽しいが、出来れば席はバラバラがおすすめ。孤独とは何か?を主⼈公と共有出来るだろう」と映像美と没入感のある映画体験が魅力だと語り、『海猿』シリーズの羽住英一郎監督も「新たなる解釈の「バットマン」の新作をスクリーンで観れる幸せ!闇の中からブーツを響かせ姿を現したその瞬間から、観ている者の心を鷲掴みにし深く果てしのない闘いの中へと道連れにして行く…恐るべき新作の登場だ」と今までとは違う新しい”バットマン”と指摘する。
『ソードアート・オンライン』『HELLO WORLD』の伊藤智彦監督は「憤怒や絶望といった地上のありとあらゆる負の感情を一身に背負ったかのようなロバート・パティンソンの圧倒的な存在感。黒く身を包んだ出立ちで、一際暗い輝きを放つその瞳にひたすら魅了される」とブルース役を担ったロバート・パティンソンの会心の演技を褒めたたえているなど、多くの映画・アニメーション監督を魅了する本作への期待がますます高まる。
『THE BATMAN-ザ・バットマン-』は2022年3月11日(金)より全国で公開!
監督:マット・リーヴス
出演:ロバート・パティンソン、コリン・ファレル、ポール・ダノ、ゾーイ・クラヴィッツ、ジョン・タトゥーロ、アンディ・サーキス、ジェフリー・ライト
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