『私ときどきレッサーパンダ』の配信直前イベントが3月2日(水)に都内で行われ、日本版声優を務める木村佳乃、佐竹桃華、もう中学生が登壇した。
『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』のディズニー&ピクサー最新作。いつも“マジメで頑張り屋”のメイは、ある出来事をきっかけに本当の自分を見失い、感情をコントロールできなくなってしまう。そして翌朝めざめると、レッサーパンダになってしまった。突然の変身に隠された、メイも知らない驚きの<秘密>とは…?“自分らしさは、ひとつじゃない”――どんな自分も好きになれる、“じぶん解放”エンターテイメント。
今回のイベントには、主人公のときどきレッサーパンダになってしまう女の子・メイ役の佐竹桃華、メイを愛するあまり過保護になってしまう母親・ミン役の木村佳乃、メイの通う中学校にいる“とあるキャラクター”役のもう中学生という個性豊かな日本版声優が登壇した。
スタイリストが手作りしたというレッサーパンダを意識した華やかなオレンジ色のドレスを身にまとう佐竹と、自身が演じたミンを意識したグリーンのスーツで華麗に登場した木村。「しっぽ可愛すぎませんか?触ってもいいんですか?」とステージ上の巨大なもふもふのしっぽに大興奮の佐竹。しっぽに触れた佐竹は「ふわふわ~嬉しい!これずっと念願だったんです!映像を観てて、ふわふわで可愛くて触りたいと思ってたんです!」と喜び、木村も「私もいいんですか?ちょっと恥ずかしいですが…(笑)」と言いながらも、「あ、これはかなり頑丈なもふもふのしっぽですね(笑)」と、そのもふもふのしっぽを堪能。木村が「このしっぽこのあとどうするんですか?」と問いかけると、もう中が「結構リアルな話になっちゃうと思います」と突っ込み会場を盛り上げる一幕も。また佐竹は「レッサーパンダが好きになって、動物園に行って本物のレッサーパンダを観たりしています!」と自身の演じるキャラクターに並々ならぬ愛を語った。
ピクサー作品の主人公の声優に大抜擢された佐竹は「受かったと聞いたときは本当に嬉しくて、興奮のあまり鼻血を出してしまうくらい、生まれてきて一番嬉しかった出来事でした。すぐに母親に連絡し、そのあと2人で夜中の3時くらいまで興奮の電話をしてました」と喜びを興奮気味に語る。メイと年齢の近い娘を持つ木村は「私もオーディションだったのですが、何が何でも受かろうと思って必死になりました。受かったことを伝えたら、娘はピクサー大好きなので大喜びでした!」と、本作にかける情熱と家族エピソードも。さらにもう中学生は自身の抜擢に繋がったポイントに「うなじですかね」と謎すぎる回答、佐竹は早くも、もう中の創り上げる世界観に大爆笑の様子。
本作で木村と共演した佐竹は「木村さんは憧れの存在ですね。ちょっと恥ずかしいんですけど、仕事を始める際に目標を当時書いていて、10年後には“ディズニー作品の声優をやりたい”というのと、20年後には“木村佳乃さんみたいな女優さんになりたい”と書いてたので、本当に光栄なことだなと思います」と強い憧れを告白。この話を聞いて木村は「この仕事を続けてこれてよかったなと思うほど、ジーンときちゃいました」と語り、まるで“本物の親子”のように仲睦まじい掛け合いも見せた。本作の一番好きなシーンについて佐竹が「メイちゃんが、妄想で好きな男の子の絵を描いてるのですが、それがお母さんにバレてしまった時のメイちゃんの感情が激しく変動するシーンがお気に入りです!一番メイちゃんの魅力が詰まってるシーンだと思います」と答えると、木村は「確かに若い頃、好きな男の子を妄想で絵描きましたよね?みなさんしませんでした?」と意外なエピソードを告白し、会場を笑いに包んだ。
本作には、レッサーパンダになったメイや周囲の姿を通して、“自分らしさはひとつじゃない”というメッセージも込められている。それぞれの“自分を解放している瞬間“について、佐竹は「“お風呂“ですね。自分の中のスイッチが切れる瞬間なので、解放しているのかなって思います。あとは、食べることが大好きなので、食べてるときは一番本当の自分の姿な気がします!揚げ物とかラーメンとか、カロリーが高くて太るような食べ物が好きなんです(笑)」と、可愛さ満点の回答。女優としてだけでなくバラエティにも出演し飾らない人柄を発揮している木村は「やっぱり、好きな人と笑っているときですかね。生きていると大変なこともたくさんありますけど、少しでも長い間笑っていたいなと思うんです」とコメント。
一方で、もう中学生は「サラダバーとか朝食バイキングの時とかに、お皿の上の配置の順番とかに”自分らしさ“を感じますね」と、いつもの奇想天外すぎる発言を炸裂させた。そしてイベントも終盤に差し掛かると、もう中学生が「佐竹さんと木村さんに会えたことで気持ちが高まってきちゃいました…興奮しすぎて、僕もレッサーパンダになっちゃいました~!!」と得意の段ボールで作ったレッサーパンダのお面を被り、“もう中ワールド”を炸裂させた。
最後に佐竹は「この映画は、笑って、泣けて、テンポも良くて、とっても面白い作品なんですけど、同時に“自分らしさ”にも気付かせてくれるし、明日からまた頑張ろうって前向きにもなれる作品なので、これを観て、自分を解放してくれたら嬉しいです。エンドロールにも注目してみてくださると嬉しいです!」、木村は「この映画は、メイちゃん、お母さん、そしておばあちゃんと三世代の女性が出てくるので、あらゆる世代の女性が共感していただけると思います!」とメッセージを送った。
【提供写真・オフィシャルレポート】
『私ときどきレッサーパンダ』は2022年3月11日(金)よりディズニープラスで見放題独占配信!
監督:ドミー・シー
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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