空前のスケールで贈る給食スペクタクルコメディ大作『劇場版 おいしい給食 卒業』の予告編とポスタービジュアルが解禁された。
本作は、給食絶対主義者の教師・甘利田、自由な発想の給食変革者・ゴウによる、どちらが給食を「おいしく食べるか」という闘いを描く抱腹絶倒の学園グルメコメディ。1980年代のある中学校を舞台に、甘利田と彼を取り巻く子供たち、大人たちのさまざまな人生模様が食欲をそそる給食バトルと共に紡がれていく。劇中では鯨の竜田揚げ、ミルメーク、ソフトめんなど懐かしの給食が毎回登場し、ノスタルジックな雰囲気に心温まる。
今回解禁された予告編では、甘利田と、ゴウの給食バトルから始まり、ゴウがアレンジした給食に向かってヘッドスライディングする甘利田の姿が映し出される。そんな中、給食に最大の危機が。給食マニアの、給食愛のための、最後の戦いが幕を開ける。
ヘッドスライディングシーンの撮影について市原は「何でそうしようかと思ったのではなく、体が勝手に動いたんです」と台本にない動きを取り入れた撮影を振り返る。ヒロインの土村は「甘利田先生という役に対して、1ミリも漏らさずに全力投球されている姿に尊敬しかないです。フィジカル面でもとってもすごい表現をされています。とにかく全身から湧き出るエネルギーがすごくて。市原さんにしか、甘利田先生は考えられない、誰も真似ができないなと思いました」と絶賛し、ゴウ役の佐藤も「市原さんと監督と段取りして撮影に臨むことが多いんですが、市原さんが予想以上の動きをしてくるのでビックリしていました」と語っている。
また、綾部監督もこのシーンに関して「前回の劇場版の際にやった、机の上で片足上げてのニワトリ?ポーズに匹敵する、映画版ならではのスペシャルポーズをするならこのシーン以外には無いと考えていました。特に市原くんと事前に相談はしていませんでしたが、彼も同じ事を考えていたようで、当日のリハーサルの中で、神野ゴウの挑発(的に見える)に対抗すべく、偶然出来上がった奇跡のスライディングです!表情筋からつま先まで、己の身体能力を駆使し、全身で芝居する市原隼人の芝居に釘付けになります!さらによく見るとしっかり内履きサンダルを脱ぎ、給食トレイを片付け、綺麗にスライディングしています!この作品の見どころの一つです!」と太鼓判を押している。
予告編
『劇場版 おいしい給食 卒業』は2022年5月13日(金)より全国で公開!
監督:綾部真弥
出演:市原隼人、土村芳、佐藤大志
©2022「おいしい給食」製作委員会