禁断の扉をひらく衝撃作を映画化した『女子高生に殺されたい』の原作者・古屋兎丸が描き下ろしたイラストビジュアルが解禁された。

『ライチ☆光クラブ』『帝一の國』などの鬼才・古屋兎丸の画業20周年記念作品として発表され、衝撃的な内容かつ圧倒的な読み応えで話題を呼んだ同名コミックを映画化した本作。女子高生に殺されたいがために高校教師になった男・東山春人の9年間に及ぶ前代未聞の“自分”殺害計画を描く。主人公・東山春人を演じるのは田中圭。一見、常識的な人間でありながら、自らに潜む衝動を抑えられない男という難しい役どころを、不気味さと色気を併せ持つ狂気を孕んだキャラクターとして体現し、見てはいけない人間の深層心理まで浮かび上がらせる。監督は城定秀夫。自身の脚本で原作を映画的に大胆にアレンジし、禍々しいほどの映像美と上質なストーリーテリングで、衝撃の怪作を誕生させた。

今回、原作者の古屋兎丸が描き下ろしたイラストビジュアルが解禁された。イラストには、田中圭演じる高校教師・東山春人と、真帆(南沙良)、あおい(河合優実)、京子(莉子)、愛佳(茅島みずき)の4人の女子高生たちの姿が描かれている。首元を押さえる春人、ロープを握る真帆、足元に横たわる女の子の人形は、それぞれ何を意味するのか……。桜の花びらが舞い散るなか、彼らが見据える先に待ち受ける驚愕の結末とは―。物語の想像をかきたてる、妖艶でいて儚さを感じさせるイラストになっている。

また、『女子高生に殺されたい』古屋兎丸描き下ろしイラストポストカードが、映画『女子高生に殺されたい』を映画館で鑑賞した人に4月1日(金)より先着順でプレゼントされる。数量限定につき、なくなり次第、配布終了。実施劇場については、 「女子高生に殺されたい」公式サイト劇場情報に情報掲載される。

さらに、このイラスト制作をまとめたメイキング動画が、『女子高生に殺されたい』上映劇場限定(一部劇場除く)にて、本編後に特別上映される。こちらも実施劇場については、「女子高生に殺されたい」公式サイト劇場情報に情報掲載される。

古屋兎丸(原作)コメント

映画版のイラストを描くにあたって城定監督が描いた美と狂気を一枚の絵の中に収めたいと思いながらこれを描きました。桜、黒と赤、ロープ、人形、真帆とあおいの寄り添う姿、そして狂気の田中圭さんの表情、僕がこの映画から受けた印象を閉じ込めました。構成上五月と雪生を入れられなかったのは残念ですが楽しく描けました。

『女子高生に殺されたい』は2022年4月1日(金)より全国で公開!
監督・脚本:城定秀夫
出演:田中圭、南沙良、河合優実、莉子、茅島みずき、細田佳央太、加藤菜津、久保乃々花、キンタカオ/大島優子
配給:日活
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