『SING/シング:ネクストステージ』の初日舞台挨拶が3月18日(金)にTOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、内村光良、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、ジェシー(SixTONES)、アイナ・ジ・エンド、akane、田中真弓、木村昴、大地真央が登壇した。
2017年に公開された『SING/シング』から5年。前作『SING/シング』では世界で唯一、全編吹替え版の制作が許された日本では、内村光良をメインキャストに迎えた豪華声優キャストと製作陣が集結、クオリティの高さも大きな反響を呼び、興行収入51億円超えの大ヒットを記録、インターナショナル興収(アメリカ以外の国と地域の成績)で堂々No.1を飾った。その前作から5年。待望の最新作では新たな仲間も加わり、ゴージャスにスケールアップした彼らが新たなステージへと踏み出す。
主人公バスター・ムーンを演じる内村光良は、バスターのチャームポイントである蝶ネクタイの衣装に身を包み、「こうやって再集結して、新たなキャストと一緒に我々が吹き込んだ声が、今日から全国の映画館で響き渡るのだと思うと感慨無量でございます」と喜びをあらわにした。ブタのグンター役の斎藤は、会場にいるジェシーのファンが持つ団扇を見て「実は僕、本名がジェシーと言いまして…」とジョークを交え、そのゾウのアルフォンゾ役のジェシーは「アルフォンゾ役の、アルフォンゾです」とジョークを飛ばして会場を沸かせ、自らの衣装について「印象に残ればいいなと思い、緑の衣装を着てきました(笑)」とコメントした。
ムーンを支えるナナ役の大地は、初日を迎えて「ムーンは人一倍の情熱家で、ナナは新たに挑戦するムーンたちを心から応援している。態度的には優しくないところがあって…『愛はあるんか?』って感じですが(笑)あります。そう意味でも、初日を迎えられたことがこう、オーバーラップして、心から嬉しく思います」と“名台詞”を交え会場を盛り上げた。大橋は豪華キャストが一堂に会した舞台挨拶で、他のキャストに会えた感想について「すごいですよね、本当に。さらにパワーアップして本当に“ネクストステージ”という感じ。自分がここにいるのが信じられないです」と胸の内を明かした。
また、斎藤は「歌とかパフォーマンスがパワフル。とにかくそこを観て欲しい!!」とキャストの歌唱力と映像の迫力に太鼓判。アイナ・ジ・エンドは「光とか希望がとっても強いので、ちょっとした闇なんて一気に吹き飛ばされてしまうところ。“疲れたな”とか“やだな”って思っているときでもこの映画を観たら一気に吹き飛ばしてくれる、そこが最高の見どころだなと思います」と作品の持つポジティブ力を絶賛した。
“音楽が不可欠”である本作にかけて“人生に不可欠なもの”について、内村は「映画」、大橋は「音楽」、斎藤は「音楽と妻」、ジェシーは「musicと香水」、アイナ・ジ・エンドとakaneは「ダンス」、田中は「演劇」と人生に不可欠なものをそれぞれあげる中、木村は「猫の尻尾を持ち上げた時のお尻の香りが好きで、不可欠」と笑いを誘い、大地は「猫です。今5匹飼っていて、不可欠ですね。歌と踊りとお芝居の3つもとても大事ですが、絶対不可欠なのは猫です。お尻は違いますけど(笑)」と答えた。
キャストの中で、役とのギャップがある人について聞かれたジェシーは「みなさんイメージ通りですけど、お会いして作品と違うなと思ったのはアイナ・ジ・エンドさん。役の中でははじけているので、ギャップがすごいですね」と答え、そのアイナは“普段暗そうな”グンターを演じる斎藤を挙げながら「実際は自分が一番ギャップを感じています」とジェシーの意見に同意。akaneは「ジェシーさんのアルフォンゾですね。ジェシーさんはバラエティーでも楽しい方なので、アルフォンゾを初めて聞いた時に『え?ジェシーさんなの?』ってびっくりしました」とジェシーの演技力を絶賛すると、ジェシーは「やった!ぜひみなさんご期待ください」と喜びをあらわにした。木村は「実際に収録でお会いすることができたのですが、ミーナ役のMISIAさんですね。ミーナってこう、声も小さくて内気なんですけど、MISIAさんは元気よく明るい方でしたので、見事な演じっぷりなんだなと思いましたね」とMISIAと会った際のエピソードを明かした。
そして、先日発表されたクレイ・キャロウェイ役の声優・稲葉浩志について、内村は「第一声を聞いた時は、『おー、稲葉さんだ…』と感激しましたね。クライマックスでは正座して観てました。そのぐらい最後は『キター!』という感じでしたね」と感動のクライマックスシーンに言及。大橋は「いや、本当に驚きましたね。情報をいただいた瞬間に『え!』と思いましたけど、学生時代はB'zとともに生きてきましたので、稲葉さんと共演することができるなんて!と思いました。歌を歌うと、稲葉さんでしかない。圧倒的なパワー。それはもうご覧になっていただきたいです」と憧れの人との共演を喜んだ。ジェシーは「口がポカーンとなりましたね。きたきた!というようなクライマックスのシーンなんですけど、すごく心を打たれましたね。セリフと歌う時のギャップもあって、2回楽しめるかなと思います」とその衝撃を明かした。
最後に内村は「よりパワーアップしたネクストステージは、本当に見応えがあります。何よりもみなさんの歌声ですね。いろんな方の歌、歌、歌。これに痺れていただきたいと思います。新しいキャストの方々含め、従来のキャストもそれぞれの見せ場がありますので、楽しんでいただければと思います」と本作をアピールした。
【提供写真・オフィシャルレポート】
『SING/シング:ネクストステージ』は全国で公開中!
監督・脚本:ガース・ジェニングス
声の出演:マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーン、スカーレット・ヨハンソン、タロン・エガートン、トリー・ケリー、ニック・クロール、ボビー・カナヴェイル、ホールジー、ファレル・ウィリアムス、ニック・オファーマン、レティーシャ・ライト、エリック・アンドレ、チェルシー・ペレッティ、ボノ(U2)
配給:東宝東和
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