とびきりキュートでちょっぴり辛辣な“愛”の物語『愛ちゃん物語♡』公開決定

魅惑的なリズムで刻む、とびきりキュートでちょっぴり辛辣な“愛”の物語『愛ちゃん物語♡』が今夏に公開されることが決定し、併せてポスタービジュアルが解禁された。

昨年のぴあフィルムフェスティバルにてエンタテインメント賞（ホリプロ賞）と映画ファン賞（ぴあニスト賞）
をW受賞し、各地の映画祭を席巻している映画『愛ちゃん物語♡』。本作は、「歴史から消えた小野小町」(2017)がカナザワ映画祭や東京学生映画祭で話題となった新鋭・大野キャンディス真奈が、2年の構想・製作期間を経て完成させた⻑編初監督作品。毒親の⽗親に厳しく育てられ⾃由を知らない16歳の愛ちゃんが、ある出会いによって世界が⼀変していく成⻑物語となっている。

16歳の愛ちゃんは、仕事人間であり毒親の父、鉄男に過度に束縛され、自由を知らずに成長した。父とは一緒に食事もせず、メールだけの仲。友達もおらず、オシャレも知らない愛ちゃんは、ある日偶然、聖子さんと出会う。文化も生活も異なる2人は一緒に過ごすなかで、家族のようで友達のような関係になっていく。しかし、聖子さんにはある秘密があって…。

今回、本作が今夏の劇場公開が決定し、カラフルでポップな世界観が感じられるポスタービジュアルと場面写真が解禁された。また、本作へ賛辞を寄せる女優の松本穂香、映画監督の行定勲と二宮健、脚本家の高田亮のコメントが到着した。

松本穂香（女優）コメント

愛ちゃんかわいい。。。
可愛いで溢れた世界の中に、唐突にグサッと突いてくるものがあったり、体感したことのないアンバランスさが好きでした。
コロコロ変わる愛ちゃんの表情が愛くるしかった～。
かわいい×かわいい×かわいいの世界は愛でした。

行定勲（映画監督）コメント

映画って誰でも撮れてしまう時代だ。しかし、誰でも面白く作れるものでもないし、個性的に⾃分らしく作るのはかなり難しい。この映画には新しさや懐かしさを感じる。それも監督のらしさから生まれたもので、そこに純度を感じる。好きなものが主人公の愛ちゃんに同期されていて痛快。楽しく観ました。

二宮健（映画監督）コメント

大野キャンディス真奈の実相は、大野でもなく、真奈でもなく、その間に挟まれたキャンディスの部分に果てしなく集約されているように思う。
そんな彼女が、この虚構の時代に新たな虚構を掛け合わせ、彼女だけが知っている世界の真実を炙り出す日が来るなら、それを的確に捉えるための教養の手引きとして、私たちは『愛ちゃん物語♡』を観るところから始めなければいけない。キャンディス、Please change the world !!!!