“涙より切ない”ベストセラー恋愛小説を映画化した『余命10年』の<映画鑑賞後の視聴推奨>の本編映像が解禁された。
2017年の発売以来、切なすぎる小説としてSNS等で反響が広がり続け、現在50万部を突破している「余命10年」(小坂流加著/文芸社文庫NEO刊)を、『新聞記者』、『ヤクザと家族 The Family』の藤井道人監督がメガホンをとり、映画化した本作。脚本は等身大の若者のラブストーリーを描き、多くの大ヒット感動作を世に放ってきた岡田惠和、渡邉真子が担当。数万人に一人という不治の病で、余命が10年であることを知った20歳の茉莉。彼女は生きることに執着しないよう、恋だけは決してしないと心に決めていた。しかし地元の同窓会で和人と出会い、茉莉の10年は大きく動いていく…。
今回、茉莉と和人が抑えられない気持ちが一つになり“2人の決断”が涙を誘う<映画鑑賞後の視聴推奨>の本編映像が解禁された。
20歳で難病となり、もう恋はしないと心に決めた茉莉と、生きることに迷い、自分の居場所を見失った和人。惹かれ合いながらも距離をとり、別々の道を進んでいた二人だったが、和人が募る想いを茉莉にぶつけることでお互いの気持ちに正直に生きていくことを決断する姿を描いた本映像。本作おいて、重要かつ観客の感情を大きく揺さぶるシーンとなっている。
「つまらない人生かもしれないけど隣には茉莉ちゃんがいる。死にたいって思っていた俺に生きたいって思わせてくれた茉莉ちゃんのために俺は生きる」と茉莉と共に歩む未来を夢だと伝える和人。さらに「これからは俺が茉莉ちゃんのことを守るから、だから一緒にいて下さい」とありったけの想いを言葉にする。限りある命だからと和人への好きという気持ちを抑え、心を閉ざしていた茉莉は、その言葉にこれまで堪えてきた想いが涙となって溢れ出し、幸せを噛み締めるように和人に抱きつく。
茉莉は「同窓会なんて行くんじゃなかった」とつぶやくが、その言葉とは裏腹に2人は幸せそうに微笑む。お互いへの気持ちに蓋をしてきた2人がようやく共に生きていく未来を選んだ瞬間を切り取った、涙なくしては観られない本編映像となっている。本編鑑賞後に本映像を見れば、感動が蘇るはず。
本編映像
『余命10年』は公開中!
監督:藤井道人
出演:小松菜奈、坂口健太郎、山田裕貴、奈緒、井口理/黒木華、田中哲司、原日出子、リリー・フランキー/松重豊
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2022映画「余命10年」製作委員会