リアルとファンタジーが入り混じる文科系哲学恋愛映画『恋は光』の場面写真が解禁された。

原作は、“恋をしている女性が光を放ってキラキラして視える”という特異な体質を持つ男子大学生の初恋を描き、恋愛感情に振り回されながらも、“恋って何だろう?”と「恋」の定義について考察する主人公たちに、ウルトラジャンプ連載時から共感の声が多く寄せられ話題となった『恋は光』。 “恋の光”が視えてしまう大学生・西条を演じるのは神尾楓珠。西条にずっと片想いをしながらも「光っていない」と言われてしまう幼なじみの北代を西野七瀬が演じ、共演には平祐奈、馬場ふみかが顔を揃える。脚本・監督は小林啓一。

今回解禁された場面写真では、“恋する女性が光って視える”という特異体質を持ち、理屈っぽく独特な喋り方をする主人公・西条(神尾楓珠)に秘かに想いを寄せる幼なじみ・北代(西野七瀬)の恋する表情を切り取っている。

その特異体質ゆえに、恋を煩わしく面倒なものと捉え遠ざけている西条だが、気心の知れた北代にだけは、その変わった体質のことを話し、悩みを相談している。しかし厄介なのは、北代は長年想いを寄せているのにも関わらず、恋=光と考える西条から「光っていない」と言われ続けてしまっているということ。告白する前から振られているようなもの、と自分の気持ちに蓋をして想いを告げることが出来ずにいる。そんな中、交換日記をきっかけに西条と「恋の定義」について考察する文学少女の東雲(平祐奈)や、人の彼氏を略奪する恋に燃える宿木(馬場ふみか)が現れて…。

解禁された場面写真は、西条を見つめるカット、パジャマパーティーで恋バナをし、想いにふけるカット、素直に想いを伝えることが出来ないもどかしさに悩むカットと、いずれも目線が印象的なものばかり。冷静を装いつつ、諦めているはずなのに西条の一挙手一投足に心をかき乱されてしまう切ない恋心が垣間見える。北代の、コロコロと変わる恋する表情と四角関係の行方に期待が膨らむ3点だ。

『恋は光』は2022年6月17日(金)より全国で公開!
監督・脚本:小林啓一
出演:神尾楓珠、西野七瀬、平祐奈、馬場ふみか、伊東蒼、宮下咲、花岡咲、森日菜美、山田愛奈、田中壮太郎
配給:ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA
©秋★枝/集英社・2022 映画「恋は光」製作委員会