阿部サダヲ×岡田健史W主演『死刑にいたる病』の阿部サダヲ演じる連続殺人鬼・榛村の“虚無の目”に注目した場面写真が解禁された。
理想とは程遠いランクの大学に通い、鬱屈した日々を送る雅也(岡田健史)に届いた1通の手紙。それは世間を震撼させた連続殺人事件の犯人・榛村(阿部サダヲ)からだった。24件の殺人容疑で逮捕され、9件の事件で立件・起訴、死刑判決を受けた榛村は犯行当時、雅也の地元でパン屋を営み、雅也はよく通っていた。榛村の願いを聞き入れ、雅也は事件を調べ始めると、想像を超える残酷な事件の真相があった―。『凶悪』で注目を集め、『孤狼の血』でも数々の映画賞を獲得、高い支持を得ている白石和彌監督が作家・櫛木理宇の最高傑作を映画化。阿部サダヲ×岡田健史がW主演を務める。
本予告やポスタービジュアルが解禁された際に、SNS上では「この空っぽな目、ゾクゾクする」「目がだいぶ死んでいて良い」「阿部サダヲすごい…なんだこの目を逸らせなくなる」と、阿部サダヲ演じる榛村の“虚無の目”に魅了されている人が続出。榛村(阿部サダヲ)は、実は表向きは街の人々が絶えず足を運ぶパン屋の店主で、優しい笑顔の裏に恐るべき殺人鬼の顔を隠している。
阿部は“殺人鬼”の役作りについて「被害者の子たちをいたぶるのは辛かったけど、撮影セットなどに助けられました。」と振り返り、実は血が苦手という意外な事実を明かしている。白石監督は阿部の目について「阿部さんが最初に面会室に足を踏み入れた瞬間から、それこそ目の色が違いました」と明かし、「ニーチェの有名な言葉『深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ』を地でいく、見ているこっちが重い重力の中に吸い込まれるような感覚のある目をしていました」と阿部の目の魅力を語っている。
また、株式会社闇による謎解きサイト「面会配信」企画が開催されている。特設ページでは、映画を観る前に楽しめる、阿部サダヲこと榛村が問題を出題し、第3回にわたって毎週水曜に順次掲載される。全問クリアすると大謎が出現し、映画を観るとその答えを導き出せる仕組みで、映画を観る前、観た後どちらも楽しめる企画だ。榛村が出題する“謎”に答えを導き出せるのか?詳細は こちら。
『死刑にいたる病』は2022年5月6日(金)より全国で公開!
監督:白石和彌
出演:阿部サダヲ、岡田健史、岩田剛典/宮﨑優、鈴木卓爾、佐藤玲、赤ペン瀧川、大下ヒロト、吉澤健、音尾琢真、岩井志麻子、コージ・トクダ/中山美穂
配給:クロックワークス
©2022映画「死刑にいたる病」製作委員会