親子の不滅の絆を描く“家族の物語”『とんび』の父・ヤスの姿が写し出された写真3点が解禁された。
幾度途切れても必ず繋がってゆく親子の絆を描く不朽の名作、重松 清著「とんび」初の映画化。監督は多くの深遠な物語をエンターテイメントとして昇華させてきた『64 -ロクヨン-』『糸』などを手掛ける、瀬々敬久。主人公の、破天荒ながら愛すべき父・ヤス役には、『テルマエ・ロマエ』「下町ロケット」などの大ヒット作で、圧巻の表現力と存在感を放つ阿部 寛。ヤスの息子・アキラ役には、若手実力派の中でも突出した才能を発揮する『君の膵臓をたべたい』『東京リベンジャーズ』の北村匠海。新たな“とんびと鷹”で贈る、いつの世も変わることのない親子の不滅の絆を描く“家族の物語” ──。
4月8日(金)に公開を迎えた本作だが、早速劇場を訪れた方たちからは「今年で一番泣いた」「会場が感動と共感に包まれていた」「不器用なお父さんの姿に涙が止まらなかった」との声が上がり、各レビューサイトでも続々と高評価が寄せられている。幼い頃に母を亡くし、父・ヤス(阿部寛)に不器用ながらも男手一つで懸命に育てられ、大きな愛情を受けたアキラ(北村匠海)。時に父とぶつかり合いながらも立派に成長したアキラは、同じ出版社に勤めるシングルマザーの由美(杏)と結婚し、由美の連れ子である健介と、アキラと由美の間に授かった娘・美月の二人の子供たちに、自分が父・ヤスや町の人々から受けた以上の愛を注いだ。
男手一つで育てた息子・アキラが立派に育ち、家庭を持ち、ヤスは“家族”である備後の町の人々と、幸せにその余生を過ごした。今回、ヤスの幸せな余生が映し出された劇中写真が解禁された。
小料理屋・夕なぎで、赤いちゃんちゃんこに広島東洋カープのキャップを被り、女将・たえ子(薬師丸ひろ子)らに還暦をお祝いされている様子。そして、アキラのもう一人の父といっても過言ではない、幼馴染・照雲(安田顕)と共に、肩を組んでいる姿や、一尾の魚を持ち満面の笑みを浮かべるヤス。どの写真も、皆が素晴らしい笑顔をしており、幸せな余生を過ごしているようだ。男手一つで息子・アキラを育てたヤスは、もう一つの家族である“備後の町の人々”に最期まで愛され続け、幸せに生涯を終えたのであろう。
『とんび』は全国で公開中!
監督:瀬々敬久
出演:阿部寛、北村匠海、杏、安田顕、大島優子、濱田岳、宇梶剛士、尾美としのり、吉岡睦雄、宇野祥平、木竜麻生、田中哲司、豊原功補、嶋田久作、村上淳、麿赤兒、麻生久美子/薬師丸ひろ子
配給:KADOKAWA
©2022『とんび』製作委員会