世界で最も有名な“スペース・レンジャー”の誕生の秘密を描く『バズ・ライトイヤー』のUS版最新予告編が解禁された。

おもちゃたちの世界を舞台に、人とおもちゃの絆をドラマティックに描き、世界中の観客を感動の渦で包み込んだディズニー&ピクサーの大傑作「トイ・ストーリー」シリーズ。『トイ・ストーリー』(1995)の1作目から、おもちゃにとって一番大切なことは“いつも子供のそばにいること”と信じるウッディとバズ・ライトイヤーの友情、そしておもちゃの持ち主アンディとの絆を描き、『トイ・ストーリー3』(2010)では、大学生になったアンディとバズらおもちゃたちの切なくも前向きな別れは「映画史に残る完璧なラスト」とも呼ばれ、世界中で共感の涙を誘った。続く『トイ・ストーリー4』(2019)では、互いに想い合うおもちゃたちの姿と、必死に仲間を守ろうとするバズ、そして結末でおもちゃたちが下す意外な決断に全世界で絶賛の声が寄せられた。

「トイ・ストーリー」シリーズのアンディの大のお気に入りの“おもちゃ”バズ・ライトイヤー。『トイ・ストーリー』でアンディの誕生日プレゼントとして初登場した彼は、奇妙な星(…とバズは思っていたが、実際はアンディのお部屋のベッド)に墜落し、自分のことをその衝撃でハイパー・スリープから目を覚ましたスペース・レンジャーだと思い込み、ウッディたちを困らせていた。しかし、自分がアンディの“おもちゃ”である事、おもちゃとしての“大切な任務=子供のそばにいること”をウッディから教わった彼は、仲間を守る頼もしいリーダーに成長していく…。そんなバズのモデルとなったのは、大人気の映画の主人公“スペース・レンジャー”バズ・ライトイヤー。本作は、その映画の物語──。アンガス・マクレーン監督も「アンディがバズ・ライトイヤーのおもちゃを欲しがるようになったのは、どんな映画を観たからなのだろう?私はそれを見たかったのです。」と制作のきっかけについて語っている。

今回解禁された予告映像では、冒頭から「バズ・ライトイヤーの恒星日誌宇宙歴3901。この惑星に不時着して1年、ついにテスト飛行の日が来た」と“おもちゃ”のバズの仕草でもおなじみの左腕に恒星日誌を吹き込む姿を披露。しかし、バズと同じくスペース・レンジャーで親友のアリーシャ・ホーソーンには「またナレーションしてんだ」とからかわれ、まるで『トイ・ストーリー』での初登場を彷彿とさせるようなシーンから始まる。アンガス監督は「この映画のビジュアルが“シネマティック”であることを大事にしている。僕はこの映画を通じて“僕たちが愛する劇場体験”、みんなが映画館で他の人たちと一緒に映画を見る体験をしてほしいと願っているんだ」と、劇場サイズの作品である事を強調しており、まさに超大作の圧巻クオリティに仕上がっている。

本作で“スペース・レンジャー”バズ・ライトイヤーの声を演じるのは「アベンジャーズ」シリーズのキャプテン・アメリカ役でもおなじみのクリス・エヴァンス。監督は「アクション経験。ふざけ過ぎないのに笑いが生まれるコメディセンスと、シリアスなドラマの両方を同作内で上手くできる演技力。マジメなヒーローのキャラクターを演じた経験などから俳優の候補を考え始めたんだが、そうなるとクリスは最初の候補であり、唯一の候補だったんだ」と、キャラクターとの唯一無二の親和性を明かす。

幼いころからアニメーション映画が大好きだったいうクリス・エヴァンスもまた「創業当初からピクサー映画の大ファンでピクサーと一緒に仕事をするのは夢のようです!」と相思相愛のコメントを贈る。さらにクリスは「なぜ『バズ・ライトイヤー』の(ルーツの)物語を語る必要があるのか?私は自信を持って『みんな安心してください。そして大いにワクワクしてください』と言えます」と、本作への絶対的な信頼を明かしている。

全世界の観客を魅了し続けるバズ・ライトイヤーのルーツ、あの名台詞が生まれる瞬間、バズと仲間たちに襲い掛かる脅威、バズを狙うザーグのような巨大ロボットの目的とその正体、そして冒険の果てに彼が知る“驚きの真実”とは…?ラストまで目が離せないスリリングな展開への期待値が高まる予告編となっている。

最新予告編

『バズ・ライトイヤー』は2022年7月1日(金)より全国で公開!
監督:アンガス・マクレーン
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
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