日本中を爆笑させた“史上最強の主夫”が笑いもスケールもパワーアップして帰ってくる!―『極主夫道 ザ・シネマ』の本編映像が解禁された。
累計500万部突破の同名コミック(著:おおのこうすけ、新潮社バンチコミックス刊)を原作に、2020年に高視聴率を記録したドラマ「極主夫道」(YTV・NTV系列)を映画化した本作。主演は玉木宏。数々の伝説を残した最凶の極道 “不死身の龍”が、足を洗い選んだ道は専業主夫。極道時代の外見や言動が抜けておらず、強面にグラサン、スーツの上に柴犬のキャラクターがプリントされたエプロンを身につけ、高すぎる主夫力で料理、洗濯、掃除など家事全般に命を賭け、時にはご近所のトラブルに奮闘する。
今回解禁された本編映像は、龍とラスボス・近藤の初対決シーン。龍の専業主夫ならではの自治会の仕事も紹介される。龍と雅が自治会費の集金に訪れたのは不動産会社・Kプランニング。“イタリア風味のマフィア”近藤の事務所でインテリアはやはりイタリアンマフィア風だ。近藤はイタリア語を謎に乱発し、龍と雅を混乱させる。アリヴェデルチ、マンマミーア、ボーノ、グラツィエなど、理解したかは不明だが、しっかり集金を済ませる龍。最後には至って真面目に笑顔で 「アールデンテ!」と返して煙に巻き、近藤に一矢報いた形だ。会費の集金をはじめ、自治会の仕事に生真面目に真摯に取り組む龍だが、極道を思わせる強面にグラサン、スーツの上に柴犬のキャラクターがプリントされたエプロン姿というギャップもあり、なぜか可笑しみを感じさせる映像だ。花壇修繕で花を愛でる龍と雅のほのぼのシーンに癒されるのも『極主夫道 ザ・シネマ』 ならではの魅力の一つだ。
イタリアンマフィア風の事務所で葉巻をくゆらせる近藤は実は極道だ。自治会費と聞いて、「アリヴェデルチ(さようなら)」と葉巻の煙を龍に吹きかけ、一蹴する近藤。それに激怒した雅を止め、龍が「自治会なめとんのか」 と睨みをきかせ語り出したのは、自治会の仕事の数々。夜の見まわり火の用心、町内のお祭りのあれこれ、公園の花壇修繕を挙げ、「全部自治会の金や。助け合いましょや。同じ街に住むんやし」と無意識にドスがきいているが冷静な説得をする。そのとき、なぜか近藤が「マンマミーア!」と叫んで態度が一変、自治会費500円を払うことに。龍がお近づきの印にと渡したスーパーの20%オフクーポンにも「グラツィエ(ありがとう)」と律儀に礼を述べると、イタリア語乱発の近藤に感化されたのか、龍も「アールデンテ!」と笑顔で返す。煙に巻かれた近藤は、アルデンテ(ちょうどいい歯ごたえ)の説明を始めるというカオスに。自治会費500円をしっかり集金し、どや顔で事務所を後にする龍と雅だった。
本編映像
『極主夫道 ザ・シネマ』は2022年6月3日(金)より全国で公開!
監督:瑠東東一郎
出演:玉木宏、川口春奈、志尊淳、古川雄大、玉城ティナ、MEGUMI、安井順平、田中道子、白鳥玉季、中川大輔、片岡久道、水橋研二、本多力、くっきー!(野性爆弾)/橋本じゅん、滝藤賢一/稲森いずみ、竹中直人
ゲスト出演:吉田鋼太郎、松本まりか、安達祐実、新川優愛、渡辺邦斗、猪塚健太、藤田朋子
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©2022 映画『極主夫道』製作委員会