高校生たちが日本の未来を問う社会派青春映画『君たちはまだ長いトンネルの中』が6月17日(金)より公開されることが決定し、併せてメインビジュアルが解禁された。
本作は、2019年7月に発売され、ネットで話題になった漫画『こんなに危ない!? 消費増税』(ビジネス社刊)を原作とした社会派青春ストーリー。20年以上デフレとパンデミックに見舞われたこの国で、自分たちに何ができるのか、その問いを青春映画として昇華した異色の作品が。監督・脚本を手掛けるのは舞台「炎炎ノ消防隊」、ミュージカル「ヘタリア」シリーズなど、数々の人気漫画を原作とした舞台の企画や演出・脚本等を手掛けるなるせゆうせい。主人公・高橋アサミを演じるのは、映画『踊ってミタ』でヒロインを演じ、初の連続ドラマ「I”s」でもヒ ロインに大抜擢されるなど、現在数多くのドラマ映画に出演し注目を浴びている女優・加藤小夏。
今回、青春ストーリーでありながらどこか暗いトンネルの中にいるような雰囲気を再現したメインビジュアルが解禁された。この状況下で大打撃を受けたエンタメを衰退させないためにも、エンタメと時代を変えるきっかけの一つとして、今この国の問題を何とかするために立ち上がった女子高生・高橋アサミの論破が光る。
ストーリー
元財務省の父の影響をうけていた高橋アサミ(加藤小夏)は、高校3年生にして、政治に対し人一倍強いイデオロギーを持っていた。それゆえ、政治経済の授業でも、疑問に思ったことを先生に問いかけ、論破するほど。やがてアサミはクラスメイトの安倍(北川尚弥)や中谷(定本楓馬)らと共に、少しでも自分たちのできることで未来を明るくしようと、衰退しつつある商店街で開催されるお祭りを盛り上げるべく、地元の若手新聞記者の荒畑(高橋健介)に掛け合いに行く。そしてその帰り道、アサミは元戦隊ヒーローとして活躍していたタレント議員の武藤(蒼木陣)と遭遇する。その出会いをきっかけに、小さな波紋は、やがて大きな波紋へと広がっていく…。
『君たちはまだ長いトンネルの中』は2022年6月17日(金)より池袋HUMAXシネマズほか全国で順次公開!
監督・脚本:なるせゆうせい
出演:加藤小夏/北川尚弥、定本楓馬、蒼木陣、高橋健介/モト冬樹、かとうかず子 他
配給:株式会社トリプルアップ