A24が贈る疾走感あふれるオフビートな青春ムービー『Zola(原題)』が『Zola ゾラ』の邦題で8月26日(金)より公開されることが決定し、併せて特報映像が解禁された。
ある日、レストランで働いていたゾラは、客としてやってきたステファニと意気投合し、連絡先を交換する。すると翌日、ステファニから「ダンスで大金を稼ぐ旅に出よう」と誘われ、あまりに急なことで困惑するも結局行くことに。これが48時間の悪夢の始まりだとは知らずに…。主人公のゾラには『マ・レイニーのブラックボトム』でダッシー・メイを演じたテイラー・ペイジ。ぶっ飛んだストリッパー、ステファニ役にはエルヴィス・プレスリーの孫としても知られ、話題作への出演するライリー・キーオ。セクシーで荒唐無稽、それでいてクール&キュートなコンビを、それぞれが魅力的に演じている。
監督を務めたのは長編デビュー作『Lemon(原題)』がサンダンス映画祭で絶賛され、人気ブランドmiu miuの女性監督シリーズに抜擢されるなど、各界から注目を集める気鋭の監督ジャニクサ・ブラヴォー。ブラヴォー監督はゾラの物語と出会った時、「アザイアのツイートはガッツと迫力のある展開で、まるでカーディ・Bの「ボーダック・イエロー」とデヴィッド・リンチの『ブルーベルベット』(86)の交差点」のように感じたという。また、主人公のゾラについて「ゾラはアメリカで働きながら暮らす若い黒人女性です。自分を認めてくれない、守ってくれない環境の中で、彼女は主体性を保っている。私はその主体性に強く惹きつけられたのです」と語った。
撮影は『パワー・オブ・ザ・ドッグ』で2022年のアカデミー賞撮影賞にノミネートされた撮影監督、アリ・ウェグナー、サントラは『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』や『ジャッキー』などでも知られる“ミカチュー”ことミカ・レヴィと、キャストもスタッフも女性クルーがけん引する本作は、フォトジェニックでパワフルな作品に仕上がっており、全米公開当時にはミッシー・エリオットやケイティ・ペリーなどがSNSで言及。カニエ・ウェストは本作を二回も見て、劇伴のミックスを発表するなど、多くのセレブ達をも熱狂させた。また、劇中にはUSHER、MIGOS、2 CHAINZなど、大人気アーティストたちの楽曲も満載。SNSと現実が交差する、まさに“今”という時代を映し出した青春映画の傑作がここに誕生する。
今回、公開決定とあわせて特報映像が解禁された。デトロイトのウェイトレスであり、ストリッパーでもあったゾラは、電撃的に出会ったダンサーのステファニから、“フロリダへの出稼ぎ旅”に誘われる。全てはそこから始まった――キラキラで不穏で、スリリング。まさに<全米を熱狂させたリアル“SNS”ストーリー>をいち早く目撃させるような映像となっている。
特報映像
『Zola ゾラ』は2022年8月26日(金)より新宿ピカデリー、ホワイトシネクイントほか全国で公開!
監督:ジャニクサ・ブラヴォー
出演:テイラー・ペイジ、ライリー・キーオ
配給:トランスフォーマー
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