濱口竜介監督最新作『偶然と想像』がフランスで大ヒットを記録している。
昨年開催された第71回ベルリン国際映画祭で銀熊賞(審査員グランプリ)に輝き、フランス国内プレミア上映のナント三大陸映画祭では最高賞〈金の気球賞〉&観客賞のW受賞、第17回CineFestミシュコルツ国際映画祭では最高賞にあたる〈エメリック・プレスバーガー賞〉を受賞するなど傑作と称賛する反響を呼んだ映画『偶然と想像』。濱口監督の『ドライブ・マイ・カー』がアカデミー賞国際長編映画賞受賞により、本作の注目度もより一層高まり、本作は現在で20か国以上の国と地域で上映決定、40以上の映画祭に出品。日本国内では2021年12月17日(金)の公開から動員数は7万人を超え、現在も4か月以上の大ヒットロングラン中。公開館であるBunkamuraル・シネマでの上映は5月5日(木)で終了する。
そして、4月6日にフランスで公開された本作が、公開から3週間足らずで動員が10万人を突破した。なお、2018年公開の濱口竜介監督『寝ても覚めても』はフランスの最終動員が約10万人。今回解禁されたフランス版ポスタービジュアルは、白を基調とした日本版とは全く異なり、第2話「扉は開けたままで」の奈緒(森郁月)が中心に大きく描かれ、パープル一色で構成された鮮明で印象的なビジュアルとなっている。
さらに韓国でも5月4日(水)より公開されることが決定。本作の第一話に出演している玄理が韓国での本格的活動を目指し、『偶然と想像』韓国公開に合せて訪韓も予定している。
『偶然と想像』は全国で公開中!
監督・脚本:濱口竜介
出演:古川琴音、中島歩、玄理、渋川清彦、森郁月、甲斐翔真、占部房子、河井青葉
配給:Incline
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