荒木哲郎監督×WIT STUDIOによるオリジナルアニメ映画『バブル』の“Making of バブル”〈キャスト編①〉が解禁され、併せて来場者特典が発表された。
本作の舞台は世界に降り注いだ泡〈バブル〉で重力が壊れた東京。ライフラインが閉ざされた東京は一部の若者たちの遊び場となり、ビルからビルに駆け回るパルクールのチームバトルの戦場となっていた。ある日、危険なプレイスタイルで注目を集めるヒビキが重力が歪む海へ落下。突如現れた、不思議な力を持つ少女ウタがヒビキの命を救った。そして、2人にだけ特別な音が聞こえた…。監督・荒木哲郎、脚本・虚淵玄、キャラクターデザイン原案・小畑健、音楽・澤野弘之ら最高峰のクリエイターが集結。主人公・ヒビキ役に志尊淳、共演に宮野真守、梶裕貴、畠中祐ら荒木組の作品で主演を務めてきた人気実力派声優たちが出演する。
「SPY×FAMILY」のWIT STUDIOと、日本が世界に誇るクリエイターが集結し、誰も感じたことがない“映像体験”をという想いで制作された本作は、縦横無尽なカメラワークで躍動感溢れるグラビティ・アクションが展開され、「にんぎょ姫」の物語をモチーフに作られたエモーショナルなドラマで描かれる。本作の誕生秘話をスタッフ・キャストのインタビュー、メイキング映像を交えて紐解く、〈“Making of バブル”〉が劇場公開に向けて、5週連続で解禁されているが、今回その第四弾として、本作で幼い頃から特殊な聴覚をもつバトルクールチーム“ブルーブレイズ”のエース・ヒビキを演じた志尊淳とヒビキの前に突然現れた言葉を知らない謎の少女・ウタを演じた“りりあ。”の対談映像を収録した「キャスト編①」が解禁された。
ヒビキとウタ、2人にしか聞こえないハミングに導かれ、出会い、惹かれ合い、抗うことのできない運命に立ち向かう姿を瑞々しく美しい映像で映し出している本作。ヒビキは他人とのコミュニケーションを好まない性格であり、1人での自主練やワンマンプレーでチームのメンバーとも距離をおくキャラクター。そんなヒビキを志尊は「ヒビキは過去のある出来事をきっかけに、自分を表現することが苦手だけども、根は等身大の男の子だと思っています」と語る。一方でりりあ。はウタというキャラクターについて、「ウタは天真爛漫で何事にも興味津々で何も知らない女の子なので可愛いなと思いました」とキャラクターの印象を語る。
2人とともにキャラクターを作り上げた荒木監督は「志尊さんには“この役は心をフルクローズしていた人がフルオープンになる話で、その変化というものを志尊さんの声で伝えてほしい“と伝えました。志尊さんはぶっきら棒だけど優しさが心の中に存在する案配を作ってくれました」とキャラクターの心情の変化を見事に声で表現した志尊のアフレコ演技を絶賛している。また、りりあ。については「普段のりりあ。さんの自然な笑い声がすごくいいと思っていて、雑談の中の笑い声も映画で切り取って使用しています」と、作り込んだ演技ではないナチュラルなりりあ。の声を届けるためにアフレコシーン以外での声を本編に使用していると明かしている。
そんな荒木監督のアフレコ時の演出をりりあ。は「勝手なイメージで“監督”って怖いイメージがあったのですが、荒木監督はすごく優しくて、寄り添ってくれている感じがしてアフレコもやりやすかったです」とアフレコ初挑戦ながらも荒木監督の演出に感謝している。さらに、志尊は「あまりアニメーションを作る過程に携わってこなかったので、監督の演出に興味がありました」と当時を振り返り、実際に荒木監督の演出を受け“すごく面白い”と感じたという。「アフレコをやるうえで、“その状況を体に負荷をかけて言ってみたほうがいいよ”とアドバイスいただきました。一緒にやってすごく気持ちよかったし、すごい人だなと感じました」と語り、実際に体を動かしながら声あてる演出に志尊は新しい発見があったと語る。
“Making of バブル”〈キャスト編①〉
併せて、劇場来場者特典の詳細が発表された。特典は、WIT STUDIOが描き下ろした、ブルーブレイズのメンバーと彼らを支えるマコトとシンが収まったリーダー・カイのセルフィー撮影による「ミニ色紙風カード」。裏面には、志尊や広瀬といった本作の豪華声優陣からの直筆メッセージが添えられた豪華な一枚となっている。
『バブル』劇場版は2022年5月13日(金)より全国で公開、Netflix版は4月28日(木)より全世界で配信!
監督:荒木哲郎
声の出演:志尊淳、りりあ。、宮野真守、梶裕貴、畠中祐、千本木彩花、逢坂良太、井上麻里奈、三木眞一郎/広瀬アリス
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2022「バブル」製作委員会