『トップガン マーヴェリック』のグローバルプレミアが5月4日[現地時間](5日[日本時間])にアメリカ・サンディエゴで開催された。

アメリカ海軍パイロットのエリート養成学校・通称“トップガン”に所属するエースパイロット候補生の挫折と栄光の日々を、戦闘機による迫力のアクションで魅せる映像美と、今も観た者の心に鳴り響く数々のヒットメロディと共に、瑞々しい青春&ラブ・ストーリーを重ね合わせ、世界中そして日本でも空前の大ヒットを記録した名作『トップガン』(86)。その待望の最新作で伝説のパイロット・マーヴェリック役としてトム・クルーズがカムバックを果たす。さらにマイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、エド・ハリスら豪華キャストが集結。さらに前作でマーヴェリックのライバル“アイスマン”を演じたヴァル・キルマーが出演する。

世界中が待ち焦がれていた本作の船出を祝うように、澄み切った青空が広がったサンディエゴに、コロナ禍以降で最大規模のプレミア会場が出現。プロペラの轟音が響き渡り、トップガン仕様のヘリコプターがレッドカーペットのすぐそばに着陸、姿を現したトム・クルーズ。

♪Top Gun Anthemが響き渡る、思い入れの地・サンディエゴでの華やかなレッドカーペットに、トップガンを象徴するサングラスを着用して晴れやかな表情で登場し、大歓声で迎えられたトムは「本当に最高です。何年もロックダウンした中で映画の撮影を続けてきたけど、こうしてファンの皆と会えて、顔が見られるなんて、この場に立てて光栄です」と時折胸をいっぱいにした様子も見せながら、喜びをかみしめた。

さらに「過酷な訓練に次ぐ訓練だった!でも訓練だけではなく、若いキャストたちには映画作りについて学んで欲しかったんだ。世界を旅して異文化に触れ、たくさんの異なる領域で常に努力して自分を高め、誰かの人生を生きてどう感じるか、映画製作を通じていつも学べる。僕も駆け出しのころは映画が大好きで、作りながら学べたし、彼らにもそれを経験して欲しかった。何事も成し遂げるには覚悟と努力が必要で、それが僕の映画作りにとって大切で楽しい時間であり、すべては観客に楽しんでもらうため、それが重要だ。すごく悩んだけれど、考えるようにしたのは、『トップガン マーヴェリック』が、ビジュアルの上でも物語の上でも1作目と同じ世界観で、かつ現代に続いているものとして捉えられるかどうか。非常に面白い挑戦だったよ」と撮影を振り返りながら、教官としてトップガンに帰還するマーヴェリックの役柄とも通ずる心境も明かした。

組織に縛られない孤高なマーヴェリックを支えるソウルメイトのヒロイン・ペニーを演じるアカデミー賞女優ジェニファー・コネリーは、ルイ・ヴィトンの煌びやかなゴールドのタートルネックドレスで登場し、「素晴らしい俳優で、現場でも優しく、仕事に対する姿勢は熱心でストイック。皆に働きやすい環境を作ってくれた」とトムとの共演について語った。

前作で悲しい死を遂げたマーヴェリックの親友グースの息子“ルースター”という、この作品のカギを握る重要な役柄を演じたマイルズ・テラーは「1作目のグースはあまりに印象深く、その息子を演じられるなんてワクワクしました。前作からかなり経っているので、自分なりの解釈で(ルースターを)演じられて、それが楽しかった」と、今作の物語の大きな鍵を握るルースターの役作りについて語った。

そして、『オブリビオン』以来のトムとのタッグとなったジョセフ・コシンスキー監督は「(トムは)映画に対する情熱が凄い。ベスト・オブ・ザ・ベストのエンターテイメントを作ろうと限界に挑戦している。トムの作品では、他の作品で出来ないことが出来る」と、トムの映画制作に対する姿勢を称賛した。

この熱狂のプレミアイベントではさらに、日本のファンにとびきり嬉しい大サプライズとして、トムが日本の取材カメラに向かって「(この作品で)もちろん日本にも行くよ!行くのが楽しみで待ちきれないよ!」と本作のプロモーションで来日することを電撃発表。トム・クルーズの来日は5月下旬を予定しており、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』以来、約4年ぶり通算24回目の来日。前作でもタッグを組んだプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーとともに日本へと飛んでくる。

また、トム・クルーズ来日は、同日の5月5日(木・祝)に開催された「ウマ娘 プリティーダービー 4th EVENT SPECIAL DREAMERS!!横浜公演」にて、宣伝パイロット・マヤノトップガン役・星谷美緒からも、サプライズで発表された。

『トップガン マーヴェリック』は2022年5月27日(金)より全国で公開!
監督:ジョセフ・コシンスキー
出演:トム・クルーズ、マイルズ・テラー、ジェニファー・コネリー、エド・ハリス
配給:東和ピクチャーズ
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