ギレルモ・デル・トロ監督最新作『ナイトメア・アリー』が、ディズニープラスのコンテンツブランド「スター」にて、5月11日（水）16:00より見放題独占配信されることが決定した。

読心術に魅了された一人の男が人間の深い闇に飲まれていく極上のサスペンス・スリラーである本作。デル・トロ監督が映画化に挑んだのは、1946年に出版され、ノワール小説の伝説的傑作といわれる「ナイトメア・アリー 悪夢小路」。 1947年にはエドマンド・グールディング監督、タイロン・パワー主演によって映画化（『悪魔の往く町』）されるなど、今も名作として語り継がれる題材を、アカデミー賞を席巻した前作『シェイプ・オブ・ウォーター』で極めた、誰も真似のできないデル・トロ監督独自の世界観と豪華極まりない映像で観るものを誘う、全世界待望のサスペンス・スリラー大作として完成させた。

成功への野心溢れる青年スタンがたどり着いたのは、人間か獣か正体不明な生き物を出し物にする怪しげなカーニバルの一座。そこで出会った読心術の達人から技を伝授されたスタンは、“感電ショー”で人気者だったモリーを誘ってショービジネスの世界での成功を目指して大都会へと旅立つ。やがてスタンは人を惹きつける才能と天性のカリスマ性を武器にトップのショーマンとなり、豪華なホテルのステージで上流階級の人々から拍手喝さいを浴びる日々を送るが、心理学博士のリリス・リッターとの出会いをきっかけに、読心術よりももっと危険なショービジネスに手を伸ばし、ますます深くなる欲に駆り立てられるうちに、運命が狂わされていく。

スタンのカーニバルでの泥臭い時代からショーマンとしての華やかな活躍、その後の想像を絶する展開が、デル・トロらしい独特の世界観と圧巻の映像美、そして巧みな心理描写によって描き出され、まるで観客を美しい悪夢を見ているかのように錯覚させる本作。劇場鑑賞者からは「『パンズ・ラビリンス』以来ぶりのデル・トロ映画でホームラン級の大傑作」、「神秘的な映像や雰囲気、悪夢のような結末に向かっていく物語まで紛れもなくデル・トロ映画で、ゾクゾクが止まらなかった！」、「人間の狂気がどんどん重なっていくような展開。役者や映像の美しさがさらに怖さを演出。ラストに主人公が何を言うのか息をのみ、その結末になぜか安らぎを感じた」と観客の心を揺さぶる本作に絶賛の声が相次いでいる。

デル・トロ監督は本作について「この映画は真実、嘘、大衆迎合や詐欺、何かにすがりつきたい人々を描いている。ひとつの不安の時代の形なんだ。少なくとも我々が感じた、今の時代の不安が反映されている。それは常に悪夢（ナイトメア）だ」と現代にも通じるメッセージが込められていることを熱く語っている。

『ナイトメア・アリー』は2022年5月11日（水）よりディズニープラスのスターにて見放題独占配信！
監督：ギレルモ・デル・トロ
出演：ブラッドリー・クーパー、ケイト・ブランシェット、トニ・コレット、ウィレム・デフォー、リチャード・ジェンキンス、ルーニー・マーラ、ロン・パールマン、メアリー・スティーンバージェン、デヴィッド・ストラザーン
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