“涙より切ない”ベストセラー恋愛小説を映画化した『余命10年』がタイ、台湾で公開されることが決定した。

2017年の発売以来、切なすぎる小説としてSNS等で反響が広がり続け、現在50万部を突破している「余命10年」(小坂流加著/文芸社文庫NEO刊)を、『新聞記者』、『ヤクザと家族 The Family』の藤井道人監督がメガホンをとり、映画化した本作。脚本は等身大の若者のラブストーリーを描き、多くの大ヒット感動作を世に放ってきた岡田惠和、渡邉真子が担当。数万人に一人という不治の病で、余命が10年であることを知った20歳の茉莉。彼女は生きることに執着しないよう、恋だけは決してしないと心に決めていた。しかし地元の同窓会で和人と出会い、茉莉の10年は大きく動いていく…。

3月4日(金)より全国350スクリーンで公開された映画『余命10年』だが、公開から5月16日(月)までの74日間で、累計観客動員数は2,311,887人突破、累計興行収入は2,953,089,020円を記録し、2022年公開の邦画実写の中で興行収入No.1となっている。

そして今回、本作がタイ、台湾で公開されることが決定した。“自分たちの国でも上映をしてほしい”といった声がSNS上などでもあがっていた本作だが、タイでは6月2日より、台湾では6月10日より、満を持して劇場公開を迎える。台湾では、4月8日から17日まで開催されていたゴールデンホース ファンタスティック映画祭にも出品され高い評価を得ていたが、原作者・小坂流加の著書である「余命10年」もタイ・台湾共に翻訳されることが決定しているなど、公開を前にして盛り上がりを見せている。

小松菜奈 コメント

公開してからこんなにも長く上映が続き、多くの反響に余命10年チーム一同、日々高揚しています。
映画「余命10年」を観に沢山の方々が劇場に足を運んで下さること、本当に感謝しております。ありがとうございます!!
日本にとどまらず、タイと台湾の上映もまもなくです。
作品が大きく大きく羽ばたき
皆さんの元へ、その想いと声が誰かへと繋がり、少しでもあなたのそして誰かの生きる力となりますようにそう願っております。
上映も残りわずかですが是非最後までよろしくお願いします!

坂口健太郎 コメント

「余命10年」が、ここまで多くの人に愛してもらえるようになり、そしてこの作品が世界へ育っていく、とても嬉しく思います。
美しく刹那的な2人の時間を、少しずつ丁寧に撮り、和人として茉莉に寄り添うことを大切にしながらこの役を演じきりました。
まだまだ劇場でも公開中です。
ぜひ、ご覧ください。

『余命10年』は公開中!
監督:藤井道人
出演:小松菜奈、坂口健太郎、山田裕貴、奈緒、井口理/黒木華、田中哲司、原日出子、リリー・フランキー/松重豊
配給:ワーナー・ブラザース映画
©2022映画「余命10年」製作委員会