水谷豊監督作品『太陽とボレロ』の場面写真が解禁された。
水谷豊監督作品第3弾『太陽とボレロ』である本作は、“クラシックのオーケストラ”を題材に音楽を愛する普通の人々の人間模様を洒脱なエンターテインメント作品として作り上げる。ある地方都市のアマチュア交響楽団。主宰者である主人公の花村理子は18年間、個性豊かなメンバーとともに活動してきた。みんな音楽を愛する普通の人々。しかし、楽団の経営は苦しく必死に奔走する理子だったが、ついに楽団の歴史に幕を閉じる決断を迫られる。そして、最後にして最高のコンサートがはじまる。
今回、圭介(町田啓太)とあかり(森マリア)を捉えた場面写真5点が解禁された。ドラマ『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(20)、ドラマ『今際の国のアリス』(20)、大河ドラマ『青天を衝け』(21)、ドラマ『ダメな男じゃダメですか?』(22)など続々と話題作に出演する町田啓太。本作で町田が演じるのは、アマチュア交響楽団のトランペット奏者・田ノ浦圭介。圭介は、石丸幹二演じる鶴間が経営する中古車販売店で働きながら交響楽団にも所属し、少し擦れたような発言をしながらも、音楽とひたむきに向き合う姿がなんとも憎めないチャーミングなキャラクターだ。
また、圭介と同じ弥生交響楽団のヴァイオリン奏者・宮園あかり役を演じるのは、『ヤヌスの鏡』(19)やドラマ『24 JAPAN』(20)に出演し注目を集めた森マリア。父を亡くし経済的な問題からプロになる夢を諦めやっとの思いで弥生交響楽団に入団し、音楽に対して人一倍強い思いを持った、まっすぐで明るい女性を演じている。
解禁された場面写真では、そんな2人の仲睦まじい様子が切り取られている。圭介とあかりが向かい合うカフェのシーンは、なんといっても満開のツツジが印象的。水谷豊監督によって色鮮やかに映し出される、幻想的なロケーションの数々も本作の見どころです。またこのシーンは、弥生交響楽団のコンサートが間近に迫る中、プロのオーケストラを鑑賞し圧倒されてしまった圭介と、盛り上がるあかりの姿を描いたシーン。演奏を聞いた直後の圭介とあかりの表情の差が印象的に映し出されている。
続いて、ホールで見つめ合う2人の姿も。解散を目前に控えた弥生交響楽団の今後について語り合う姿が切り取られています。さらに、あかりが圭介に寄りかかっている姿を映し出したシーンも公開。一体どんなシーンなのか?常に前向きなあかりと少し弱気な圭介のユーモラスな掛け合いも本作の見どころの一つ。
『太陽とボレロ』は2022年6月3日(金)より全国で公開!
監督・脚本:水谷豊
出演:檀れい、石丸幹二、町田啓太、森マリア
田口浩正、永岡佑、梅舟惟永、田中要次、木越明、高瀬哲朗、藤吉久美子
六平直政、山中崇史、檀ふみ、河相我聞、原田龍二
水谷豊
配給:東映
©2022「太陽とボレロ」製作委員会